先生のひろば(職員室)

ユニセフ学校募金
活動ガイド

ユニセフ学校募金活動は、「知る」・「考える」・「行動する」 の 3つの要素がそろった活動です。

この循環を意識することで、児童・生徒の皆さんのアイディアを生かした主体的で対話的な学びや、自分たちの行動が周囲に影響を与え変化を生む成功体験などを得ることのできる活動を作りあげることができます。

学校募金活動の場

校内募金

一番よく行われている活動です
活動前の一工夫で学びが変わります

事前学習に各種資料・教材や講師派遣などをご活用ください。

さまざまな学習と連携

SDGs学習から発展させる
人権学習や「子どもの権利」の学びと
総合的な学習の時間や道徳科など授業と連動させる

知らせるための工夫

映像を作ってお昼休みに全校放送
空き教室を活用して、パネル展など展示活動
全校集会で劇を披露、クイズも取り入れてインタラクティブに
学校行事と合わせて来訪する保護者や地域の皆さんにも呼び掛ける

協力を集めるための工夫

募金箱やポスターを自分たちで作ってみる
協力してくれた人に渡したり、参加したりしてもらえるものを考える
※募金袋としても使える子どもチラシは、毎年、小学校と中学校に児童、生徒数分をお送りしています。他校種での活用や追加の送付も無償で対応しています。
また、募金箱も校内であれば手作りをお勧めしておりますが、必要な際はユニセフの組み立て式募金箱も提供可能です

資料請求はこちら

授業実践例

子どもの権利を学んでユニセフ募金活動を考えてみた

詳しくはこちら

活動事例

ユニセフ・ミュージアムをつくりました!

詳しくはこちら

街頭募金

街頭で声を出すのも勇気がいります
こたえてくれる人も冷たい対応の人も‥
想像以上に多くの学びがある活動です

計画

校門前、近隣の商業施設、駅など、安全面を考慮しながら、一般の皆さんにも呼びかけられる場所や時間帯を検討します。事前に申請が必要な場所もあるので、時間に余裕をもって計画しましょう。

事前準備

呼びかけの方法や場所の特性を考え、ツールや掲示物を作成するなど事前準備を行います。呼びかけの練習などもして、事前にイメージをもっておきます。
※ 基本的な活動ツール(募金箱やポスター、配布資料など)は無償で提供しています。

資料請求はこちら

実施

当日は、必ず先生方とご一緒に、交通の妨げにならない、点字ブロックの上で行わないなど、安全に配慮しながら、周囲の状況を注視して、実施してください。

報告・御礼

協力してくださった皆さんへの報告やお礼の方法なども考えておきましょう。

街頭募金について詳しくはこちらをご参照ください

販売・バザー

「もの」があると活動の幅がさらに広がり、
売ったり買ったり、わくわく感も加わります

自分たちで育てた農産物や手作り品を販売し、収益を寄付とします。総合的な活動の時間などの学習との連動し、多様な活動事例があります。

商品開発

給食の食べ残しから作ったコンポストを活用して育てた野菜を販売
地域の特産品を使って生徒のアイディアを生かした商品を開発
不用品を作り変えた“アップサイクル”品を創作

SDGs学習とも連携し地域の特性や子どもたちの発想を活かした取り組み例が生まれています。

バザー

PTAの活動としても実施されることが多いバザーですが、児童・生徒からもアイディアを募って主体的に参加できれば相乗効果も!
文化祭や地域のお祭りの機会を活用すれば、保護者や地域の人びととのつながりを深める機会にもなります。

リサイクル

リサイクルと世界の子どもたちへの支援を
同時にかなえます

空き缶・ペットボトル・新聞紙

空き缶、ペットボトル、新聞紙などを有償で買い取ってもらい、収益を寄付します。(回収業者を見つけることが必要です。)

書き損じはがき

書き損じはがきは、手数料を差し引いて新しいはがきや切手に交換できます。交換したはがきや切手を有償で買い取ってもらい、寄付にします。(買い取り店を見つけることが必要です。)

ベルマーク

ベルマークでユニセフを支援することができます。
ベルマーク運動の参加校なら、ベルマークの「友愛援助」の仕組みを通じて、ユニセフが支援するアフリカのブルキナ・ファソでの教育事業を支援することができます。

詳しくはベルマークのウェブサイトへ

募金の使途

学校で集めてくださったユニセフ募金は、ご送金いただく際に、使途についていくつか選択肢があります。送金時に、振込用紙に希望の使途を記載してご連絡ください。記載がない場合は、すべて「通常募金(ユニセフ募金)」として取り扱わせていただきます。

現在、受付中の募金についてはこちら

通常募金(ユニセフ募金)

ユニセフに使途をお任せいただく募金です。「世界の子どもたちのために」という場合はこちらをお選びください。ユニセフは、子どもたちの命と健やかな成長を守り、子どもの権利の実現を目指し、各国の状況に合わせて、幅広くさまざまな支援活動にこの募金を役立てます。

緊急募金

紛争や災害などの非常事態下の子どもたちへの緊急支援に役立てられる募金です。現地の状況や資金の集まり具合に応じて、受付期間が変わるため、活動前に最新の状況をホームページにてご確認ください。

受付中の緊急募金はこちら

そのほか、こんな募金も・・・

ユニセフ支援ギフト

ユニセフの支援物資を選んで募金する方法です。
通常の募金と申し込み方法が異なりますので、詳細ページをご確認ください。
目標の支援額(例:栄養治療食100個分など)を決めて取り組む時にも効果的な支援方法です。

詳しくはこちら

ユニセフ外国コイン募金

もし、日本円以外の通貨の募金が入っても、お受けすることができます。
ただし、日本円と一緒に送金できませんので、別に分けて、最寄りの「ユニセフ外国コイン募金箱」に入れるか、日本ユニセフ協会にご郵送ください。

詳しくはこちら

分野・地域指定募金

現在、マダガスカル「水と衛生」募金のみ受付中です。

詳しくはこちら

募金の送金方法

学校で集めてくださった募金は、郵便局からご送金ください。ユニセフ募金の送金手数料は、現金・硬貨取り扱い手数料を含め、すべて免除扱いとなります。(窓口での振込時のみ)

ユニセフ募金 
郵便局(ゆうちょ銀行)口座のご案内

振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

振込用紙に、募金額のほか、学校名、住所、電話番号、メールアドレスをご記載ください。ご送金後2~3週間で、領収書と感謝状 および「ありがとうポスター」が届きます。

振込用紙は、学校にお届けしている「ユニセフ活動の手引き」に挟み込まれています。郵便局備え付けの用紙もご利用いただけますが、手数料免除扱いは窓口でのお振り込み時のみです。振込用紙が必要な場合はすぐにお送りしますので、日本ユニセフ協会 学校事業部へご請求ください。

日本ユニセフ協会 学校事業部

Email:se-jcu@unicef.or.jp
Tel:03-5789-2014

募金の報告・お礼

活動後はWe Support UNICEF賞を活用!

活動後は、集まった募金額や成果を報告したり、お世話になった方にお礼をしたりしながら活動を振り返りましょう。そして、後輩たちに引き継いでもらえるよう、記録を残しましょう。

また、We Support UNICEF賞もぜひご活用ください。本賞は、ユニセフ学校募金活動を含めたユニセフ活動に参加し、お申し込みいただいた学校すべてに、賞状と記念のステッカーをお贈りするものです。

詳細・お申し込みはこちら

こんな活動をしました! 
みんなの活動報告

We Support UNICEF! 寄せられた活動報告より

アルミ缶回収活動

小川中学校の全校生徒数は48人。生徒会本部では伝統となっている「アルミ缶回収活動」を先輩から引継ぎ、継続させています。本年度は…

校内募金活動

夏休み前にユニセフやシリアについて調べ、グループごとにテーマを決めてまとめました。まとめたものを児童集会で発表し、募金の協力…

街頭募金活動

(生徒さんたちの声)
・UNICEFのポスターをパネルへ貼り、何のための募金活動か明確に表示したこと…

街頭募金活動

本校では、ハンド・イン・ハンド活動*のボランティアを募集したところ、ほとんどの生徒が参加をしたいと集まりました。当日までに職…

お米づくり、販売

毎年、桑部小学校5年生は、JAみえきた桑部支店と地域の農家の皆様のご協力で、もち米作りを行っています。今年度は、5月末に小雨…

文化祭模擬店

奉仕活動部は、文化祭でチャリティー模擬店を出店し、売上金の全額を日本ユニセフ協会に募金する活動を2013年から続けています。…

その他みなさまからの活動報告はこちら

写真©日本ユニセフ協会