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ウクライナ緊急募金

ウクライナの子どもたちの命を守るためのご寄付にご協力ください。

2022年2月24日に武力紛争が激化した東欧のウクライナ。その後わずか数ヵ月間で国土は急激に荒廃し、子どもの3人に2人が家を失う、世界でも最大規模の避難民危機となりました。ユニセフは危機の発生以来、約300人のスタッフを増員し、ウクライナ国内と避難先の周辺国で子どもの保護に奔走しています。

子どもたちへの長期的な影響が懸念される中、ユニセフは、中長期的な視野に立った新たな支援計画を発表し、必要資金として10億5,874万米ドル(約1,390億円)の支援を国際社会に求めています(2023年2月時点、1米ドル131円で計算)。日本ユニセフ協会では2022年2月25日より「ウクライナ緊急募金」の受付を開始し、ウクライナ国内および周辺国での子どもたちへの募金を呼びかけています。

【ウクライナ緊急募金】ウクライナでの紛争激化から1年~みなさまのご寄付で届けられた支援 /日本ユニセフ協会

ウクライナの状況

攻撃されたアパートを横目に歩道を行く家族(2022年9月29日撮影)

2022年2月に紛争が激化して以来、ウクライナの子どもたちは今もなお暴力、トラウマ、喪失感、破壊、避難の苦しみに耐えています。同国の780万人の子どもたちはこの1年間、遊びや学校での思い出、友人や家族との時間を奪われたのです。

2022年秋以降は、ウクライナ国内の発電所の4割が破壊されるなど、命を支える最低限の社会サービスさえ持続的に利用できなくなり、ウクライナの子どもたちは今この瞬間も人道支援を必要としています。

攻撃されたアパートを横目に歩道を行く家族(2022年9月29日撮影)

ユニセフの支援ハイライト

ミコライフ市の何百万人もの住民が、きれいな飲み水を手に入れることができるようになりました。(ウクライナ、2022年9月撮影)

みなさまからのご支援のおかげで、ユニセフはこれまでにウクライナ国内および難民受け入れ国において、数百万人の子どもとその家族に支援を届けることができました。

ユニセフはこれまでにウクライナ国内で最も紛争が激しい地域などにいる約500万人に救命用の保健・医療物資を提供し、水道などが損傷・破壊されている地域の550万人以上に対して安全な水を利用できるようにしてきました。

また、同国の145万人以上の子どもたちに正規・非正規の教育へのアクセスを提供しました。そしてユニセフのパートナー団体とともに、330万人以上の子どもたちと保護者にメンタルヘルスと心理社会的支援を提供しました。

難民受け入れ国においても、ユニセフは100万人以上の子どもたちが、正規または非正規の教育へのアクセスができるよう支援しました。また、約47万人の女性と子どもが、予防接種サービスを含む一次医療を受けることができるようになっています。さらに、124万人以上の子どもたちや保護者が、メンタルヘルスや心理社会的支援を受けることができました。

ミコライフ市の何百万人もの住民が、きれいな飲み水を手に入れることができるようになりました。(ウクライナ、2022年9月撮影)

分野 活動内容 ウクライナ国内 難民支援国
保健・栄養 ユニセフが支援する施設で、プライマリ・ヘルスケアのサービスを利用することができた子どもと女性の数 4,937,295 473,563
子どもの保護 メンタルヘルスや心理社会的支援を受けることができた子どもと保護者の数 3,355,403 1,248,025
教育 就学前教育を含む、基礎教育を受けることができた子どもの数 1,458,203 1,058,230
水と衛生 飲料水や生活必需品のために十分な量の安全な水を利用することができる人々 5,574,624 115,544
社会的保護 ユニセフによる人道支援の一環としての、多目的な現金給付を受けた世帯の数 224,303 53,679

2023年の活動計画

ユニセフが支援するウクライナ難民の子どもたちのための教育センターで授業中にノートを読む男の子。(ルーマニア、2023年2月1日撮影)

ユニセフは、すべての子どもの権利を守るための機関として、ウクライナおよび難民受け入れ国において、保健・衛生・栄養支援、心のケアなどの救援活動を継続しています。

<2023年の活動計画(一例)>

  • 540万人の子どもと女性に保健ケアを提供
  • 570万人に安全な水を届ける
  • 400万人の子どもと保護者に心のケアを行う
  • 175万人の子どもに教育へのアクセスを提供
  • 31万人の子どもと保護者の栄養相談に対応 など

ユニセフが支援するウクライナ難民の子どもたちのための教育センターで授業中にノートを読む男の子。(ルーマニア、2023年2月1日撮影)

あなたのご支援が子どもたちの命を守ります。
ウクライナ緊急募金へのご支援をよろしくお願いいたします。

ユニセフは、ウクライナの子どもたちが命を守られ、学ぶ権利や遊ぶ権利が奪われないよう、そして尊厳のある生活が過ごせるよう、また、新型コロナウイルス禍でも必要な支援を継続して享受できるよう、活動を展開しています。こうしたユニセフの活動の中で、皆さまから寄せられる募金は、たとえば、次のようなものにも使われています。

  • 3000円のご支援で

    3つの病気から子どもを守る予防接種用ワクチン121回分に変わります

  • 5000円のご支援で

    子どもたちの栄養を補う高エネルギービスケット454袋に変わります

  • 10000円のご支援で

    子どもを寒さから守る、大きめの毛布15枚に変わります

  • 30000円のご支援で

    石けん・浄水剤・洗面用具・貯水容器などが入った衛生キット5世帯(1か月)分に変わります

  • 50000円のご支援で

    どこでも授業が開ける「箱の中の学校」2クラス(生徒80人)分に変わります

※ご寄付の金額は任意です
※2022年12月現在 1米ドル=131円で計算
※輸送や配布のための費用は含みません。

ウクライナ緊急募金

寄付するクレジットカード/ネットバンク/Amazon Pay
携帯キャリア決済/コンビニ払い

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全国の郵便局窓口からもご送金いただけます。

郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会

*通信欄に「ウクライナ」と明記願います。

*窓口での振り込みの場合は、送金手数料(現金でのお支払い時の加算料金ならびに硬貨取扱料金含む)が免除されます

*口座からご送金の場合は、インターネットバンキングをご利用ください。


税制上の優遇措置(寄付金控除)について詳しくはこちらから

公益財団法人 日本ユニセフ協会への寄付金には、特定公益増進法人への寄付として、所得税・相続税・法人税の税制上の優遇措置があります。
また一部の自治体では、個人住民税の寄付金控除の対象となります。