ウクライナの今
苦しみに耐え、支援を
必要としている子どもの数
以上
※2025年10月現在
2022年2月24日に武力紛争が激化した東欧のウクライナ。その後わずか数カ月間で国土は急激に荒廃し、ウクライナ国内外で300万人以上の子どもが避難生活を続けています。ユニセフは危機の発生以来、スタッフを増員し、避難民家族や負傷した子ども、保護者のいない子どもなど、最もリスクの高い子どもたちを最優先に支援活動を続けています。
国内の社会インフラは壊滅的な打撃を受けており、電気、水道、公衆衛生、教育、経済など、生活に不可欠な分野が大きく損なわれています。紛争激化以降、250万戸の住宅が損壊し、2024年末時点で、360万人以上が避難を余儀なくされ、そのうち約100万人は子どもです。多くの家庭が安全な住まいを失い、厳しい生活を強いられています。同国政府の調査によると、経済的な貧困率は2021年の20.6%から35.5%に上昇し、貧困状態にある子どもの割合は40.3%に達すると推定されています。
最前線地域では停電と暖房システムの損傷が深刻化しています。寒冷な気温と冬の到来により、特に脆弱な立場にある子どもたちが危険にさらされています。ユニセフは、過去の冬季支援活動で得た教訓を活かし、現金支援や地域暖房設備の修復を急ぎ進めています。これにより、厳しい冬を乗り越えるための最低限の安全と温かさを確保することを目指しています。
みなさまからのご支援のおかげで、ユニセフは2024年1~12月の間ににウクライナ国内において、数百万人の子どもとその家族に支援を届けることができました。(2025年1月時点)
| 分野 | 活動内容 | 合計 |
|---|---|---|
| 保健・栄養 | ユニセフが支援する施設で、プライマリ・ヘルスケアのサービスを利用することができた子どもと女性の数 | 1,138,901人 |
| 子どもの保護 | メンタルヘルスや心理社会的支援を受けることができた子どもと保護者の数 | 757,807人 |
| 教育 | 就学前教育を含む、基礎教育を受けることができた子どもの数 | 481,484人 |
| 水と衛生 | 飲料水や生活必需品のために十分な量の安全な水を利用することができる人々 | 5,785,754人 |
| 分野 | 合計 | |
|---|---|---|
| 保健・栄養 | 1,138,901人 | |
| ユニセフが支援する施設で、プライマリ・ヘルスケアのサービスを利用することができた子どもと女性の数 | ||
| 子どもの保護 | 757,807人 | |
| メンタルヘルスや心理社会的支援を受けることができた子どもと保護者の数 | ||
| 教育 | 481,484人 | |
| 就学前教育を含む、基礎教育を受けることができた子どもの数 | ||
| 水と衛生 | 5,785,754人 | |
| 飲料水や生活必需品のために十分な量の安全な水を利用することができる人々 | ||

ユニセフはこれまでにウクライナ国内の医療施設等で約113 万人に一次医療のサービスを提供し、水道などが損傷・破壊されている地域の約578万人に対して安全な水を利用できるようにしてきました。

同国の48万人以上の子どもたちに正規・非正規の教育へのアクセスを提供しました。そしてユニセフのパートナー団体とともに、75万人以上の子どもたちと保護者にメンタルヘルスと心理社会的支援を提供しました。

近隣諸国には600万人以上のウクライナ難民がおり、その大半は女性と子どもになります。難民受け入れ国においても、貧困や社会サービスへのアクセスする上で大きな困難に直面することが多く、避難生活が長期化する中で今後も子どもの保護、教育、メンタルヘルスサービスなど継続的な人道支援の実施は不可欠です。ユニセフは今後も受け入れ国政府、他の国際機関と協力し、子どもたちの持続的な人道ニーズに取り組みます。
3年レポート
1年レポート
6カ月レポート
1カ月レポート
ユニセフは、すべての子どもの権利を守るための機関として、ウクライナおよび難民受け入れ国において、
保健・衛生・栄養支援、心のケアなどの救援活動を継続しています。

58万人以上の子どもと女性に保健ケアを提供。

430万人に安全な水を届ける。

105万人の子どもと保護者に心のケアを行う。

85万人以上の子どもに教育へのアクセスを提供。

1万人の子どもと保護者の栄養相談に対応。
ユニセフは、ウクライナの子どもたちが命を守られ、学ぶ権利や遊ぶ権利が奪われないよう、そして尊厳のある生活が過ごせるよう、活動を展開しています。こうしたユニセフの活動の中で、皆さまから寄せられる募金は、たとえば、次のようなものにも使われています。
3,000円
5,000円
10,000円
30,000円
50,000円
3,000円のご支援で、たとえば
はしかから子どもを守る予防接種用ワクチン43回分に変わります。
5,000円のご支援で、たとえば
子どもの免疫力を高めて病気にかかりにくくするビタミンA769人(1年間)分に変わります。
10,000円のご支援で、たとえば
子どもを寒さから守る大きめの毛布11枚に変わります。
30,000円のご支援で、たとえば
石けん・浄水剤・洗面用具・貯水容器などが入った衛生キット4世帯(1カ月)分に変わります。
50,000円のご支援で、たとえば
どんな場所でも授業が開ける「箱の中の学校」2クラス(生徒80人)分に変わります。
※ご寄付の金額は任意です
※2025年1月現在 1米ドル=151円で計算
※輸送や配布のための費用は含みません。



はい。日本ユニセフ協会への寄付金は税額控除の対象となり、年間寄付額-2000円の40%が所得税額から控除されます。
「税額控除」と「所得控除」のどちらか有利な方式を選択できます。一般的には「税額控除」を選択するほうが、控除額が大きくなります。
たとえば、10,000円のご協力で、年間最大3,200円の所得税が控除されます。
源泉徴収されている方は、確定申告によって還付を受けることができます。

全国の郵便局窓口からも
ご送金いただけます。
郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座
振替口座:00190-5-31000
口座名義:
公益財団法人 日本ユニセフ協会
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