2018年12月22日夜にインドネシアのスマトラ島とジャワ島の間のスンダ海峡付近で発生した津波によって、両島沿岸地域のパンデグラン(Pandeglang)、セラン(Serang,)、南ランプン(South Lampung )、タンガムス(Tanggamus)を中心に甚大な被害が広がりました。同25日時点で確認されている犠牲者は400人に迫り、被害状況が明らかになるにつれて死傷者の数はさらに増えると見られています。ユニセフ・インドネシア事務所は現在、ジャワ島西部の被災地に子どもの保護と保健分野の専門家2名を派遣し、政府パートナーとともに被害状況と支援ニーズの調査にあたっています。被災したコミュニティと子どもたちの状況が懸念され、インドネシア政府から支援要請があればすぐに対応できるよう、緊急支援の体制を整えています。 (2018年12月25日)

地震や洪水などの自然災害は突然、人びとを襲い、失望や不安に陥れ、その後の生活に大きな影響を与えます。また、気候変動によって干ばつや洪水、熱波、その他の過酷な気象状態がもたらされるだけでなく、子どもたちが命を落とす主因となる栄養不良やマラリア、下痢などの蔓延につながる恐れがあります。世界では、5億3,000万人の子どもたちが洪水の発生頻度が極めて高い地域で暮らし、1億6,000万人の子どもたちが厳しい干ばつが発生する地域で暮らしています。ユニセフは、地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害で被災した人のために、世界各地で緊急・復興支援活動を行っています。

インドネシア ロンボク島/スラウェシ島地震

2018年9月28日、インドネシア中部のスラウェシ島でマグニチュード7.4の地震が発生。犠牲者は2,000人以上、避難を余儀なくされた人は21万人以上とされており、犠牲者の数は増え続けています。今回の地震で子ども66万人を含む190万人が影響を受けており、140万人が支援を必要としています。

2004年に22万人以上が犠牲になったスマトラ島沖地震の経験からもわかるとおり、緊急発生時の迅速な対応はもちろん、復興には長期的な取り組みが欠かせません。緊急の救命活動が現地では行われており、ユニセフはいちはやく被災地に入り、インドネシア政府と連携しながら、水と衛生・栄養・保健・教育・子どもの保護の分野で活動を展開しています。

今回の地震でおよそ5,000人の子どもが保護者を伴っておらず、心理社会ケアが早急に求められます。また、教育の面では、すでに2,700を超える学校や早期幼児開発センターが影響を受けており、27万人以上の子どもたちが影響を受け、教育の機会を奪われています。今回の地震によってこういった脆弱な立場に立たされている子どもたちはさらに追いやられ、支援から遠ざかってしまいます。

8月にはインドネシア南部のロンボク島でもマグニチュード6を超える地震が相次ぎ、犠牲者は500人を超え、34万人以上が避難生活を強いられています。必要な支援物資は引続き現地に届けられる予定で、社会省からの保健福祉士とも連携して、心理社会ケアだけでなく子どもの保護サービスも提供しています。ユニセフは今回の緊急事態ならびにロンボク島地震の影響を今でも受けている子どもたちに対して迅速に活動を拡大するために、2018年末までの資金として2,660万米ドルを必要としています。

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フィリピン

2018年9月15日、大型台風マンクットがフィリピン・ルソン島の北部に上陸しました。 大型台風は最大時速285km、最大風速205kmに達し、カテゴリー3の台風としては今年最大の強さで上陸しました。

9月20日現在、75万人の子どもを含む150万人が支援を必要としています。ユニセフは水と衛生分野において、台風到来前から準備しておいた支援活動を開始し、影響を受けた地域に600個の衛生キットと、2,000個の水キットを配布しました。

配水管が停電や洪水、土砂崩れの影響で使用できず、多くの家庭でトイレが使用できていないことも想定されます。

さらに避難所では女性、子ども、青少年たちなど脆弱な立場の人々が、虐待や搾取の危険にさらされています。

先住民の地域や鉱山地域の住民が避難を余儀なくされていますが、保護者を伴わない子どもや家族が離れ離れになる危険が高まっています。

ユニセフ・フィリピン事務所は、政府主導の災害調査に協力し、支援が必要な地域の特定を始めています。

被災した人々は、生活の再建に向けて困難に直面しています。

ユニセフ・フィリピン事務所は、大型台風マンクットによって被害を受けた子どもに支援を届けるため、448万米ドルの財政的支援を要請しています。

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あなたのご協力が、子どもたちの命を守ります

3,000円のご支援で

はしかから子どもを守るための予防接種用ワクチン86回分に変わります。

5,000円のご支援で

重度の栄養不良からの回復に役立つ栄養治療食148包に変わります。

10,000円のご支援で

避難生活に欠かせない貯水容器や石けん、浄水剤などが入った家庭用水キット2家族分に変わります。

30,000円のご支援で

スポーツや遊びを通じて、傷ついた心を回復させるレクリエーションキット2セット(180人分)に変わります。

50,000円のご支援で

43種類の教材や遊び道具が入ったECDキット(箱のなかの幼稚園)2セット(100人分)に変わります。

※ご寄付の金額は任意です
※2018年1月現在
※輸送や配布のための費用は含みません。

自然災害緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

ユニセフ募金は税額控除の対象となり、約40%を所得税額から控除できます。

特定公益増進法人の日本ユニセフ協会への寄付金は、所得税、一部自治体の個人住民税、相続税及び法人税の控除対象となります。

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