地震や洪水などの自然災害は突然、人びとを襲い、失望や不安に陥れ、その後の生活に大きな影響を与えます。また、気候変動によって干ばつや洪水、熱波、その他の過酷な気象状態がもたらされるだけでなく、子どもたちが命を落とす主因となる栄養不良やマラリア、下痢などの蔓延につながる恐れがあります。世界では、5億3,000万人の子どもたちが洪水の発生頻度が極めて高い地域で暮らし、1億6,000万人の子どもたちが厳しい干ばつが発生する地域で暮らしています。ユニセフは、地震や津波、洪水、台風やサイクロン、干ばつなどの自然災害で被災した人のために、世界各地で緊急・復興支援活動を行っています。

メキシコ

2017年9月19日の午後1時14分、メキシコ中部のモレロス州アクソチアパンを震源とする、マグニチュード7.1の地震が発生しました。翌20日の午前5時15分時点で、216人の死亡が報告されています。最も犠牲者が多いのは、首都メキシコシティで117人。次に、モレロス州、 プエブラ州と続きます。被災した学校は、メキシコシティで212校、プエブラ州で217校にのぼります(出典:Televisa)

ユニセフ(国連児童基金)は現在、9月7日に発生したマグニチュード8.2の地震で被災した、オアハカ州やチアパス州において緊急支援を続けています。その支援と並行し、今回の地震で被災したメキシコ中部地域でも、懸命な緊急支援にあたっています。緊急支援計画には、被災地域における子どもの保護、安全な水の提供、避難場所における移動式トイレの設置、テント式教室における教育支援、などが含まれています。ユニセフは2度の地震の影響を受けた子どもへの人道支援として460万米ドルを国際社会に求めています。(2017年9月22日時点)

カリブ諸国:ハリケーン「イルマ」

ユニセフ(国連児童基金)は2017年9月7日、ハリケーン「イルマ」の破滅的な猛威に晒されるとされる国々には、1,050万人以上の子どもが暮らしていると、警鐘を鳴らしました。 現時点の予報では、東カリブ諸国、ドミニカ共和国、ハイチ、キューバに暮らす、5歳未満児300万人以上を含む子どもたちが危険に晒されています。 ユニセフは、何十万人の子どもたち、特に最も危険が高い沿岸地域の子どもたちが、この嵐がもたらす最悪の被害を蒙る可能性があることを憂慮しています。 「すでに強風と豪雨が、英領アンギラ島およびバーブーダ島を含む、東カリブ諸国の最も小さく離れた島々を襲っています」とユニセフ・東カリブ地域事務所の コミュニケーション部長パトリック・ナイトがバルバドスから報告しました。

5段階で最も強い「カテゴリー5」の勢力を持つハリケーン「イルマ」は、東カリブ諸国の島々を横断し、その破壊の痕跡をのこしています。 特に被害が大きかったのは、英領アンギラ島、英領バージン諸島、バーブーダ島およびタークス・カイコス諸島です。 初期の推定によれば、これらの島々で被災した人の数は子ども2万人を含む、7万4,000人以上です。 バーブーダ島では、基礎インフラの90%が破壊され、その中には132校の学校も含まれると考えられます。(2017年9月8日時点)

スリランカ

スリランカ南西部では、モンスーンの影響により記録的豪雨に見舞われ、洪水や土砂崩れなどによる深刻な被害が広がっています。ユニセフ(国連児童基金)スリランカ事務所が得た情報によると、5月29日現在、子ども14万1,400人を含む、47万1,542人が影響を受け、169人が死亡。多数の住民が避難しており、大規模なインフラ損壊などの被害が広がっています。またこの地域はこれまでも、深刻な干ばつの影響を受けて疲弊している地域でもあります。

ユニセフ・スリランカ事務所は、ただちに緊急支援を開始しました。影響を受ける地域の子どもや家族、コミュニティに対して、1,360個の給水タンク(10リットル用)、1,000枚の防水シート、10万錠の浄水剤など、水と衛生分野の支援物資を届けました。また、今後さらなる降雨が予想されるため、ユニセフ・スリランカ事務所は、スリランカ政府、パートナー団体および地方自治体と協力して、教育、保健・栄養および子どもの保護の分野での支援を実施していきます。(2017年5月30日時点)

あなたのご協力が、子どもたちの命を守ります

3,000円のご支援で

はしかから子どもを守るための予防接種用ワクチン105回分に変わります。

5,000円のご支援で

診療用テントや簡易シェルターになる20平方メートルの防水シート3枚に変わります。

10,000円のご支援で

避難生活に欠かせない貯水容器や石けん、浄水剤などが入った家庭用水キット6家族分に変わります。

30,000円のご支援で

スポーツを通じて、傷ついた心を回復するレクリエーションキット2組(540人分)に変わります。

50,000円のご支援で

どこでも教室が開ける教材セット「スクール・イン・ア・バッグ」7クラス(280人)分に変わります。

※ご寄付の金額は任意です
※2015年1月現在
※輸送や配布のための費用は含みません。

自然災害緊急募金

郵便局(ゆうちょ銀行)
振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「自然災害」と明記願います。
*窓口での振り込みの場合は、送金手数料が免除されます。

ユニセフ募金は税額控除の対象となり、約40%を所得税額から控除できます。

特定公益増進法人の日本ユニセフ協会への寄付金は、所得税、一部自治体の個人住民税、相続税及び法人税の控除対象となります。

寄付金控除について »

ユニセフは、世界の子どもたちを守る国連機関です。