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公益財団法人日本ユニセフ協会

子どもの性的搾取

急速に普及してきたインターネットや情報通信技術は、先進国だけでなく、開発途上国においても、子どもたちの生活に今やなくてはならないものになり、たくさんの恩恵をもたらしています。しかしその一方で子どもたちは、インターネットの利用に伴い、個人的な情報や画像の掲載、不適切な情報へのアクセス、インターネットを介したいじめ、児童ポルノ・性的被害など、多くのリスクにも直面しています。

このようなリスクから子どもたちを守るためには、法律・政策の整備だけではなく、民間や市民社会を含めた様々な関係者の協力が不可欠です。当協会は、IT業界や関係団体による、メディアリテラシー向上を含むインターネット上で子どもたちを守る様々な取り組みに、長年にわたり協力しています。

2014年9月に開催された「子ども虐待防止世界会議 名古屋 2014」の中では、『インターネット上の子どもへの暴力:私たちはいかにしてネット上で子どもたちを守るか』と題するセッションを開催。この問題の現状について国内外の専門家が状況認識を共有し、対策を議論できる場を提供しました。

ブロッキングの導入

2007 年3月、当協会は、インターネット上の児童ポルノ画像へのアクセスを遮断する「ブロッキング」に関して、スウェーデンの取り組みを紹介するシンポジウムを開催しました。その後、民間主導で議論が重ねられ、2011年4月、民間事業者の自主的取り組みとして、ブロッキングが開始されました。

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