(財)日本ユニセフ協会

  コンゴ l タンザニア l モンゴル l エクアドル l ブルキナファソ l マレーシア l ベトナム  

世界各地で、日本人のユニセフスタッフが活動しています。
幼い命と健やかな成長を守るために、どんなことが行われているのか、現地からいくつもの報告が届きました!

コンゴ民主共和国から

釜土 真帆子

子どもが元気になると、村も元気に

コンゴ民主共和国では、子どもの20%以上が5歳になるまでに亡くなっています。栄養不良が大きな原因です。
ムングラ村のオンガラさん夫妻は、2年間に2人の子どもを失ってしまいました。ユニセフは、こうした悲しみを減らすために、実際に村に出かけ、予防接種や体重測定をしたり、親に栄養や衛生について知識を広めています。今、その活動は着実に成果をあげてきています…

タンザニアから

秋山 直子

難民キャンプの幼い命を守るために

現在、タンザニアには12の難民キャンプがあります。大勢が密集して暮らしているため、伝染病が広がりやすく、栄養不良や下痢などで体力が弱っている子どもたちへの予防接種とビタミンAの投与は欠かせません。また、混乱の中で生まれてくる命をひとつでも救えるように助産キットや医薬品などが提供されています…

モンゴルから

小澤 佳純

子どもたちとともに移動する幼稚園

モンゴルの遊牧民は、住居を移動しながら暮らしています。そのため病気で死亡する5歳までの子どものほとんどが、医者や保健員に診てもらうことができずに亡くなっています。ユニセフは新しい試みとして、子どもたちを集め、研修を受けた地元のボランティアと母親の参加で総合乳幼児ケアの幼稚園をスタートさせました。2003年に始まったばかりですが、すでに良い変化が見られます…

エクアドルから

宮川 秀子

先住民族の未来に光をもたらす

エクアドルでは20以上の先住民族(インディヘナ)を含め、ケアをうけている5歳未満の子どもの割合は15%を下回ります。「家庭教育プロジェクト」は、簡単な子どものケアや教育などの知恵をチラシにして家族に手渡し、一緒に読み、話し合い、復習する取り組みです。幼い命を救おうと活動するインディヘナの仲間たちを見ていると、トンネルの先には確実に光が見えていると感じます…

ブルキナファソから

宮崎 岳

ブルキナファソで今なぜ幼稚園教育か?

3人に2人の子どもが学校に通えないブルキナファソのような国で、幼稚園と聞いたらぜいたくなイメージがあるかもしれません。実際、幼少期が大切な時期という認識はほとんど根付いておらず、子どもたちはほったらかしにされています。しかし、村の状況に合わせたビソンゴという幼児総合ケアセンターをつくる取り組みがはじまって、村全体が変わりはじめています…

マレーシアから  

中満 潔

ユニセフとマレーシア:昔と今

マレーシアは急激な経済発展の真っただ中にあります。マレーシア政府は子どもの育成を国策の重要な柱に掲げています。80年代から90年代にかけ、マレーシアの乳幼児死亡率は急激に減少しました。背景には予防接種や経口補水療法等の積極的な推進がありました。今、マレーシアは、子どもの虐待や放置などの問題を抱えています。新たな段階に入ったマレーシア。今、乳幼児保育や母子教育の拡充が進められています…

ベトナムから

飯田 友紀

フモン族の「愛情あふれる育児」

53もの少数民族を抱えるベトナム。北部の山岳地帯に暮らすフモン族には、保健や教育のサービスもなかなか行き届きません。今、フモン族の親たちに「愛情あふれる育児」についての知識やスキルが広がりつつあります。これまで育児に参加することのなかったお父さんたちも、自信を持って子どもを育てる喜びを味わうようになりました…

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