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日本ユニセフ協会
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子どものための「仙台防災枠組」
日本語版が完成

【2017年2月15日  東京発】

2015年3月に仙台市で開催された第3回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組Sedndai Framework for Action)」を子どもたちと共有するため、ユニセフが国際NGOや子どもたちとまとめた“Sendai Framework for Disaster Risk Reduction for Children (子どものための仙台防災枠組)”の日本語版『みんなの仙台防災枠組』が、ユニセフ本部などの協力で完成しました。

子どもたちを中心に据えた防災を

2015年3月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議で採択された『仙台防災枠組』を子どもたちと共有するため、ユニセフと国際NGOが協力し子どもたちと一緒に製作した“Sendai Framework for Disaster Risk Reduction for Children (子どものための仙台防災枠組)”の日本語版が、このたび、ユニセフ本部などの協力で完成しました。

2015年3月に仙台で開催された第3回国連防災世界会議で採択された『仙台防災枠組』を子どもたちと共有するため、ユニセフと国際NGOが協力し子どもたちと一緒に製作した“Sendai Framework for Disaster Risk Reduction for Children (子どものための仙台防災枠組)”の日本語版が、このたび、ユニセフ本部などの協力で完成しました。

「子どもたちは災害の影響を最も受けやすい存在であるということに、疑いの余地はありません。しかし、子どもたちは防災への取り組みに、重要な役割を果たすことができます」

会議の直前、ユニセフは、仙台で討議される2030年までの防災・減災の課題をまとめた新たな枠組み=「仙台防災枠組」に、最も被害を受けやすい存在として、そして、防災・減災・復興に大きな役割を果たすプレーヤーとして子どもを位置付けることの重用性を訴える声明を発表。こうした考えを共有する国際NGOをはじめとする多くのパートナーとともに、“Sendai Framework for Disaster Risk Reduction for Children”の製作に参加。

ユニセフはじめ、多くの専門家団体や被災地の自治体などと協力して東日本大震災被災地で緊急・復興支援を続けてきた日本ユニセフ協会も、会議初日と2日目の2日間、仙台市の宮城県民会館と隣接する公開空地を舞台に、子どもたちも参加・発表するシンポジウムや展示イベントを開催しました。

本年5月には、メキシコで、2017 Global Platform for Disaster Reductionが開催されます。「仙台防災枠組」を踏まえた世界各国の取り組みが振り返られ、新たな課題などの共有も行われるこの国際会議には、ユニセフも参加する予定です。

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