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日本ユニセフ協会
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シリア南西部
「果てしない恐怖に晒されるシリア」 新たな暴力の波で子ども4人犠牲、多くが負傷
戦闘開始から3日間で推定2万人が避難
ユニセフ事務局長声明

【2018年6月27日  ダマスカス(シリア)/アンマン(ヨルダン)/ニューヨーク発】

新たな暴力に襲われているシリア南西部で、子どもたちの置かれた状況について、ユニセフ(国連児童基金)事務局長ヘンリエッタ・フォアは、以下の声明を発表しました。

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戦闘開始から3日間で推定2万人が避難

20180627_Syria

© UNICEF/Alaa Al-Faqir

国境沿いに仮設テントを設置する、ダラアから逃れてきた家族。

シリアは、果てしない恐怖に晒されています。新たな暴力の波に襲われている南西部では、またしても子どもたちが戦闘に巻き込まれています。戦闘開始から僅か3日間に、推定2万人の子どもたちとその家族が避難を余儀なくされました。子ども4人が犠牲になり、さらに多くがけがを負ったと伝えられています。

最近の国際人道法に違反した攻撃で、市民の生活インフラの多くが破壊・破損し、野戦病院は機能できなくなっています。

子どもたちや家族は、食料、衛生、医療、および保護を必要としています。紛争現場から逃れ、安全地帯を求める人々の移動は許可されなければなりません。

私はシリアのすべての紛争当事者に対して、紛争時における民間人保護の基本原則を尊重し、いかなるときも子どもたちの安全と健全な生活を最優先することを求めます。

ユニセフは、今回の暴力激化により影響を受けている人々を支援する準備ができています。ユニセフのチームはすでに、南西部全域の何十万もの家族に対して、保健、栄養、水と衛生、教育、および心理社会的ケアを提供しています。

シリアの子どもたちは、耐え難い苦しみを抱えながら生きています。決してこれを「正常な状態」にしてはならないのです。


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