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日本ユニセフ協会
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イエメン
学校近くで爆発、子ども14人死亡、16人重傷
ほとんどが9歳未満 ユニセフ中東・北アフリカ事務所代表声明

【2019年4月9日  サヌア(イエメン)/アンマン(ヨルダン)発】

8日、イエメンの首都サヌアの学校近くで爆発が起き、多くの子どもが死傷したことを受けて、ユニセフ(国連児童基金)中東・北アフリカ地域事務所代表ヘルト・カッペラエレは、以下の通り声明を発表しました。

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学校近くで起きた爆発

自宅の近所を歩くラニアさん。(2018年10月撮影)

© UNICEF/UN0286311/Alghabri

自宅の近所を歩くラニアさん。(2018年10月撮影)

ユニセフがこれまでに確認できた情報によると、今週サヌアで起きた爆発で犠牲になった子どもは14人、重傷を負った子どもは16人です。今後これらの数が増えることが懸念されます。

重傷を負ってサヌアの病院に運ばれた子どもたちの多くは、生きるために闘っています。ほとんどが9歳未満です。昨日、重傷を負ったひとりの女の子が亡くなりました。

爆発は2つの学校の近くで起きました。昼休み直前で、生徒は教室にいました。爆発は窓ガラスを粉々に割り、破裂した散弾と割れたガラスが教室に飛散しました。

子どもたちが経験した真の恐怖を想像するのが容易でないように、両親が感じた真の恐怖と、すべての親が望むように子どもたちを学校に行かせたことに対する罪悪感を想像するのも困難です。

子どもたちを殺害し生涯残る傷を負わせることは、子どもの権利に対する重大な侵害です。

5校に1校が紛争の影響で使用できない

アデンの学校で勉強する12歳のファティマさん。(2019年3月撮影)

© UNICEF/UN0286375/Aldeen

アデンの学校で勉強する12歳のファティマさん。(2019年3月撮影)

昨日の爆発は、イエメンでは学校さえも安全ではないという事実をあらためて私たちに知らしめるものです。学校5校に1校は紛争の直接的な影響で使用できません。攻撃を受けたり、軍事的目的に使用されているためです。イエメンの200万人以上の子どもたちにとって、学校に通うことは遠い夢になっています。昨日の爆発によって、両親は子どもを学校に行かせることをさらに躊躇することになるでしょう。

ユニセフは過去24時間に、影響を受けた子どもたちと家族に対して、心理社会ケア、手術・治療費用の支援、治療を受けている子どもたちのもとに家族が行くための支援など、命を守る支援を提供しています。


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