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日本ユニセフ協会
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コンゴ民主共和国・北キブ州
はしか予防接種キャンペーン継続 COVID-19に対応した方法で

【2020年4月21日  キンシャサ(コンゴ民主共和国)発】

新型コロナウイルス(COVID-19)の流行が拡大する中、コンゴ民主共和国では、東部の北キブ州におけるはしかの流行に対応するために、定期予防接種活動を続けています。

はしか予防接種キャンペーン継続

Kuka村で赤ちゃんへの定期予防接種を行う様子。(2019年10月撮影)

© UNICEF/UNI232059/Nybo

Kuka村で赤ちゃんへの定期予防接種を行う様子。(2019年10月撮影)

2020年1月1日以来、はしかは北キブ州で3,167の感染例が報告されています。5歳未満の子どもが最も影響を受けています。

2020年4月21日に開始された、はしかの流行を抑えるための予防接種キャンペーンは、当面は北キブ州で最も影響を受けている7つの保健地区において、6カ月から5歳までの15万491人の子どもを対象としています。対象地区は、ベニ(Beni)、マバラコ(Mabalako)、マングレジパ(Manguredjipa)、バンボ(Bambo)、ビランビゾ(Birambizo)、ムエソ(Mweso)、ニーラゴンゴ(Nyragongo)です。

予防接種計画は、COVID-19の感染リスクを抑えるため内容を変更して行っています。保護者と子どもは、少人数単位でのみ保健センターに入ることができ、他の人から最低1メートルの距離を保つ必要があります。ユニセフは、ワクチンの供給に加えて、ワクチンを投与する医療従事者のための防護具、消毒剤、および医療用手袋を提供しました。子どもや保護者も、予防接種を行う場所で提供される石けんと水で手を洗わなければなりません。

予防接種が命を守る

キンシャサ郊外にある診療所で、2人の子どもにはしかの予防接種を受けさせるため、助産師の女性と一緒に待つ母親。(2020年1月27日撮影)

© UNICEF/UNI312437/Brown

キンシャサ郊外にある診療所で、2人の子どもにはしかの予防接種を受けさせるため、助産師の女性と一緒に待つ母親。(2020年1月27日撮影)

「予防接種が命を守る取り組みであることに変わりはありません。予防接種活動を継続することは絶対的に不可欠であるものの、COVID-19に対する防護および予防手段は講じる必要があり、医療従事者がその任務を遂行するための訓練を受け、必要な装備を持っていなければなりません」と北キブ州の州都ゴマ(Goma)のユニセフ地域事務所代表、フレデリック・エミリアンは述べました。

2019年から2020年の間、はしかの流行はコンゴ民主共和国で最も深刻で、33万2,000人以上が感染、6,200人以上が死亡し、その約85パーセントが5歳未満の子どもです。予防接種ははしか予防の唯一の手段であり、北キブ州でのはしか予防接種キャンペーンは、2020年3月23-25日に20万人以上の子どもを対象に行われた北西部のエクアトゥール州でのキャンペーンに続くものです。

ユニセフは、2020年3月31日に発表した報告書(注)を通じて、政府に対し、妊娠中の女性、新生児や幼児を支援する重要な保健医療サービスに予算をより多く配分し、定期予防接種の強化を優先するよう求めています。

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注記:

報告書『On Life Support: On Life Support A battered health system leaves DRC children at the mercy of killer diseases』 については、こちらからご覧いただけます。

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