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日本ユニセフ協会
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「子どもにやさしい空間」ガイドブック
改訂版が発行されました
災害時に子どもの居場所をつくるための一冊

【2015年11月  東京発】

子どもにやさしい空間ガイドブック

『子どもにやさしい空間ガイドブック』

(公財)日本ユニセフ協会と(国研)国立精神・神経医療研究センターが2013年に初版を発行した「子どもにやさしい空間」ガイドブックが、1冊の形で改訂版となって新たに発行されました。

子どもにやさしい空間とは

「子どもにやさしい空間」とは、災害や事故などの緊急事態において、避難した先で子どもたちが安心して、安全に過ごす事ができる場を指します。

大災害などの緊急事態において、子どもたちを取り巻く生活環境は大きく変化し、子どもたちは心身ともに大きな影響を受けてしまいます。ユニセフが、世界中で発生する自然災害や武力紛争の現場で設置する「子どもにやさしい空間」では、一瞬にして日常を奪われ、過酷な状況に置かれた子どもたちに、“遊び”などの日常のリズムを取り戻す機会を提供し、心のケアを図ります。ここでは、子どもたちに遊びや学びの場を作るほか、心や体の健康を支えるための多様な活動や情報も提供しています。

災害時に子どもの居場所をつくるための一冊

4年前、東日本大震災の支援の現場では、ユニセフをはじめ多くの子ども支援団体が「子どもにやさしい空間」を設置しました。現場で活動に関わった専門家からは、「大きな災害が頻発する日本でこそ『子どもにやさしい空間』を災害支援のスタンダードに」という声が寄せられました。

こうした声に応え、2013年11月、国立精神・神経医療研究センターと日本ユニセフ協会により『子どもにやさしい空間 ガイドブック』の初版が2部構成(実践編・理論編)で発行されました。今回発行された改定版は、初版の内容が1冊にまとまり、より多くの方に手に取っていただきやすいようになりました。

子どもにやさしい空間 ガイドブックのダウンロードはこちら

■「子どもにやさしい空間」ガイドブック 改訂版 概要

対象: 緊急時において子どもと家族に関わる、さまざまな分野・職種の方々

 

子どもにやさしい空間で遊ぶ女の子。

©UNICEF/2011/N.Imoto

子どもにやさしい空間で遊ぶ女の子。

内容:

  • 「子どもにやさしい空間」とは
  • 「子どもにやさしい空間」6つの大切なこと
  • 実践のステップ
    • ステップ1 アセスメントを行う
    • ステップ2 活動内容を計画する
    • ステップ3 空間をデザインする
    • ステップ4 人材を確保し、運営する
    • ステップ5 モニタリング評価を行う
  • 付録

全国で研修会も

今年7月には子ども支援に関わる方々を対象にした「子どもにやさしい空間」研修会がスタートしました。この研修は、「子どもにやさしい空間」を設置・運営するために必要な実践的な知識や情報を、『子どもにやさしい空間ガイドブック』の内容に沿って学ぶことができる参加型のプログラムです。 受講資格はなく、PTA、学校の教職員、医療福祉関係者、NPOや地域の子ども・子育て支援者や、自治体職員、学生など、“万が一への備え”を準備されている全ての方に受講していただけます。

研修の主な内容:

  • イントロダクション
  • 「子どもにやさしい空間」とは?(講義とディスカッション)
    どんな時に必要なの?/緊急時の子どもたちの状況は?/どうして必要なの?/「子どもにやさしい空間」ってどういうもの?/どう役立つの?/6つの大切なこと
  • 「子どもにやさしい空間」の実践(講義とディスカッション)
    子どもたちの状況を把握しよう/活動内容を組み立てよう/場所や設備を考えよう/
    人員配置を考えよう/活動を振り返り改善しよう
  • 「子どもにやさしい空間」〜実際に作ってみよう(グループワーク)
  • まとめ

■「子どもにやさしい空間」研修に関するお問い合わせ(2016年12月末まで)

国立精神・神経医療研究センター 日本ユニセフ協会
災害時こころの情報支援センター(CFS担当) 東日本大震災緊急支援本部(CFS担当)
東京都小平市小川東町4-1-1 東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
E-mail:saigai_cfs@ncnp.go.jp 電話:03-5789-2295

 


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