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日本ユニセフ協会
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シエラレオネ
コレラの予防接種を50万人に
土砂災害被災地へワクチン発送 ユニセフ、GAVIアライアンス、WHO共同支援

【2017年9月5日  フリータウン(シエラレオネ)発】

シエラレオネ保健衛生省は、50万人を対象に、人々の命を守るコレラの予防接種を数週間以内に開始すると発表しました。

土砂災害被災地へワクチン発送

Lansana Fofana (right) holds baby Beatrice Foday at the health centre in the village of Gondama, Bo District, Sierra Leone, Saturday 3 June 2017. Sierra Leone is one of seven countries in sub-Saharan Africa where more than a quarter of the population is infected with malaria at any one time, according to World Malaria Report (World Health Organization 2016), with nearly three in ten Sierra Leoneans suffering from the disease. Malaria contributes to an estimated twenty per cent of child mortality, and is the cause of nearly four in ten hospital consultations country-wide. Pregnant women are at particular risk from malaria, which contributes to high rates of miscarriage, pre-mature births and low birth weights. Four in ten children aged 6-59 months tested positive for malaria (via microscopy), according to survey data in the just published Sierra Leone Malaria Indicator Survey (2016). As stated in the Sierra Leone National Strategic Plan 2016-2020, all children under 5 and all pregnant women should sleep under a treated mosquito net every night to prevent malaria complications.  Between 1 to 10 June 2017, the National Malaria Control Program of the Ministry of Health and Sanitation distributed around 4.3 million insecticide treated mosquito bed nets in a nationwide mass distribution campaign. The campaign was funded by the UK Department for International Development (DfID) and the Global Fund to Fight AIDS, TB and Malaria, through UNICEF. The mass distribution drive also saw the distribution of vitamin A supplements for children aged 6-59 months and Albendazole deworming tablets for children aged 12-59 months.

© UNICEF/UN072231/Phelps

妹を抱きしめる男の子。(2017年6月3日撮影)

ワクチンは、GAVIアライアンスの資金によって世界中に備蓄されているワクチンから、特に500人以上の死亡が確認された8月の洪水と土砂災害の被災地に届けられます。シエラレオネ治安当局によれば、災害が発生してから、いまだに数百人と連絡が取れず、数千人が家を離れて避難しています。

「コレラは破壊的な病気で、急速に感染し命を奪います。そして深刻な洪水の後にはその危険性が高まります」と保健衛生省チーフ・メディカル・オフィサーのDr. Brima Kargboは述べました。「コレラの経口ワクチンは、効果的に国と被災地を病気から守り、結果として人々の命を守ることができる重要な道具なのです」

シエラレオネ政府は、ユニセフ、GAVIアライアンス、世界保健機関(WHO)および保健分野のパートナー団体の協力を得て、洪水・土砂災害の被害を受けた25の地区で、1人2回の予防接種を9月に開始する予定です。

「8月にシエラレオネを襲った破壊的な洪水と土砂崩れによって、この国は水を媒介とする病気が非常に広がりやすくなっています」とGAVIアライアンスのCEOセス・バークレー医師は語りました。「安全な水と衛生へのアクセスは限られ、まだ2014年のエボラ流行から立ち直る途上にある公共保健制度は、すでに限界を超えています。水や衛生環境を改善する緊急支援に並んで、こうした命を守るワクチンは、すでに十分苦しんでいるこの国に、さらなる苦難をコレラがもたらす前にその流行を防げる可能性があるのです」

ユニセフ、GAVIアライアンス、WHO共同支援

ワクチン供給国際調整グループ (ICG)は、WHO専門家のシエラレオネ派遣後すぐの8月31日に、世界各地に備蓄されているコレラワクチンを送ることを決定しました。世界で展開するユニセフ物資供給部門を通じて、今回必要な数のワクチン全て(103万6,300回分:1人2回)が一括して、9月7日にフリータウンに届けられる予定です。

WHOは、緊急事態や何らかの流行の脅威が高まった状況においては、通常行われている病気の予防・管理措置と合わせて、コレラの予防接種を検討することを推奨しています。これらの措置には、適切な検査と治療の提供、安全な水と衛生へのアクセス、感染予防に市民を巻き込むための地域コミュニティを対象とした啓発運動への取り組みを含みます。

シエラレオネで最後に大規模なコレラの流行が発生したのは2012年で、392人が死亡、2万5,000人以上が感染しました。

ユニセフ、GAVIアライアンス、WHOおよびパートナー団体は保健衛生省と協力して、被災地の人々に無料で予防接種を提供するキャンペーンの計画・実施の支援、およびすでに始まっているコレラの予防と流行への備えも支援しています。

 

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■GAVIアライアンスについて

GAVIアライアンスは、ユニセフ、世界保健機関(WHO)、世界銀行、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などが共同で行っているワクチン提供のためのパートナーシップ。2000年以降、GAVIアライアンスは、5億8,000万人近くの子どもたちへの予防接種を支援し、約800万人の子どもたちの命を病気から守っています。


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