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日本ユニセフ協会
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ユニセフ・イノベーション基金
子どもの生活改善に最先端技術を活かす 障がいを持つ子ども支援、心理社会的ケアなど
スタートアップ企業6社へ投資

【2017年12月8日  ニューヨーク発】

ユニセフ(国連児童基金)は本日、イノベーション基金を通して、データ・サイエンス、バーチャル・リアリティ(VR)および人工知能(AI)などの最先端技術を駆使し、子どもたちの生活を改善するための解決策を提供するスタート・アップ企業6社に資金提供することを発表しました。

子どもの生活改善に最先端技術を活かす

Resident Rhoda Nkhambule holds a drone following a public demonstration of the technology to residents in Thipa vllage, Kasungu District, Malawi, Thursday 29 June 2017. "I know how important vaccinations are to our children," says Rhoda, "Medical staff tell us that children have to receive their vaccination on time, but our children can only receive vaccinations once a month because we are so far from the health centre. If they miss it, they have to wait for the following month, putting them at risk of catching diseases." Thipa village is 19 kilometres from the nearest health centre in Dwangwa and the only way to get there is either by bicycle or walking for four hours. On 29 June 2017, the Government of Malawi and UNICEF launch an air corridor to test potential humanitarian use of Unmanned Aerial Vehicles (UAVs), also known as drones. The corridor is the first of its kind in Africa and one of the first globally with a focus on humanitarian and development use. It is centred on Kasungu Aerodrome, in central Malawi, with a 40 kilometre radius (80 kilometre diameter) and is designed to provide a controlled platform for the private sector, universities and other partners to explore how UAVs can be used to help deliver services that benefit communities. The UAV corridor will run for at least one year, until June 2018. Since the announcement in December 2016, 12 companies, universities and NGOs from around the world have applied to use the corridor. These include drone manufacturers, operators and telecom companies such as GLOBHE (Sweden) in collaboration with HemoCue and UCANDRONE (Greece), and Precision (Malawi), all of which were present at the launch to demonstrate connectivity, transportation and imagery uses respectively. UAV technology is still in the early stages of development. UNICEF is working globally with a number of governments and private sector partners to explore how UAVs can be used in low income countries. All projects adhere to a strict set of inno

© UNICEF/UN070538/Brown

試験飛行の後、ドローンを持つ女性。(マラウイ)2017年7月撮影

1,260万米ドルの基金は、最も恩恵を受けられない子どもたちの生活を改善する可能性を有する最先端技術分野の新しいテクノロジー企業に、技術ソリューションを開発するための資金を提供します。

「ユニセフは基金を通して、最先端技術市場を、世界の最も弱い立場にある子どもたちが恩恵を受けられる方向に形づくる機会を得ました。申請手続きを通じて、私たちは、1,000億米ドル規模の産業を取り囲む最先端技術に、子どもたちの間の不平等に取り組み、人生を変える解決策を提供する可能性があることを発見しました」

「私たちの目的は、そのような解決策を見出し投資することです。私たちの基金の3回目となる今回の投資の対象として選んだ企業は野心的な仲間で、彼らと協力していくことを楽しみにしています」とユニセフ本部イノベーション基金マネージャーのスニタ・グロート(Sunita Grote)は述べました。

障がいを持つ子どもたちが抱える問題に革新的な解決策を提供できる最先端技術への投資も、基金は戦略として位置づけています。口頭でのコミュニケーションに問題を抱える子どもたちを支援するための技術の開発のために資金提供を受けるスタートアップ企業3社は、CIREHA、 Ninaad Digital Technology、およびBeijing Daokoudaiです。

また、VRテクノロジー企業のIdeasisは、若者や子どもが抱える恐怖症や社会適応の問題の解決を目標としています。トルコに本社を置くこの企業は、自社のプラットフォームが、難民キャンプにおいて、紛争や危機的状況にある地域の子どもたちの心理社会的支援に役立てられることを期待しています。

Autonomous Systems Researchは、遠隔地における緊急支援や人道支援に利用できる情報や画像を収集するために、ドローンを使用した飛行活動のためのソフトウェアとハードウェアを開発します。

パレスチナでは、RedCrowがモバイルアプリやウェブサイトを使って、危険な事件や場所を地図上で可視化し、人々に知らせるためのプラットフォームを提供します。

ユニセフ・イノベーション基金が初年度に投資したスタートアップ企業8社は、リアルタイムデータ収集、識別認証技術および学習を改善する技術ソリューションを提供するオープンソース・プラットフォームを使った問題解決技術の導入に成功しています。

 

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■ユニセフ・イノベーション基金は、技術系スタートアップ企業に、投資申請し、拡大を続けるオープンソース・ソリューションのポートフォリオに参画することを呼びかけています。

投資への申込みはこちらからご覧いただけます。


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