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日本ユニセフ協会
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コンゴ民主共和国
エボラ出血熱の拡大回避を
コミュニティの理解と取り組み重要 コミュニティワーカーによる啓発強化

【2018年5月18日  キンシャサ(コンゴ民主共和国)/ダカール(セネガル)/ジュネーブ / ニューヨーク発】

エボラ出血熱が集団発生しているコンゴ民主共和国で、ユニセフ(国連児童基金)は政府およびパートナー団体と協力し、子どもたちや家族が病気から身を守る方法を広めるための啓発活動を担う、数百人のコミュニティワーカーを動員し対策を強化しています。コミュニティワーカーは、来週開始されるエボラ予防接種キャンペーンに関する情報を各コミュニティに伝えるという大切な役割も担っています。

エボラ出血熱の拡大回避を

On 12 May 2018 in Democratic Republic of Congo (DRC), health workers get ready to attend to suspected Ebola patients in Bikoro Hospital, the epicenter of the latest outbreak in the DRC.  The DRC has experienced nine known Ebola outbreaks. Following the announcement by the Government of the Democratic Republic of the Congo (DRC) on 8 May 2018 of a new Ebola outbreak in Equateur Province, UNICEF has mobilised its teams to help contain the spread of the disease. The outbreak was declared in the Bikoro Health Zone, located more than 100 kilometers south of the provincial capital of Mbandaka. A UNICEF team with two doctors, a specialist in water, sanitation and hygiene as well as a specialist in community communication left today from Mbandaka to assess the extent of the epidemic and begin implementing the response, alongside the Government and the World Health Organization (WHO). This is the ninth Ebola outbreak in the country since 1976. UNICEF supports the Government in its coordination of the response both from the country’s capital Kinshasa as well as in the affected area. UNICEF has been active in the Equateur Province for many years. Based on its experience in previous Ebola epidemics, UNICEF is focusing its response on communication activities in the communities to protect people from the disease and on water supply, hygiene and sanitation to prevent the spread of the disease. UNICEF has already sent a total of 45 kg of chlorine, five sprays, 50kg of soap and 28,000 water purification tablets to the area, as well as 600 posters and 6,000 leaflets to educate affected communities.

© UNICEF/UN0209048/Naftalin

エボラ出血熱の疑いがある患者の治療のため、準備をする保健員。(2018年5月12日撮影)

ビコロ(Bikoro)と ムバンダカ(Mbandaka)の保健地域で活動するコミュニティワーカーは、ラジオ、宗教施設、市場、学校や若者組織を通じた情報配信を含めた、啓発キャンペーン、住民の動員およびコミュニティの関与を通して、 集団発生の拡大を防ぐ支援を行っていきます。

「各コミュニティが、家庭や特に保健施設や学校などの公共の場で、自らを守る方法を理解することが重要です」とユニセフ・コンゴ民主共和国事務所代表のジャンフランコ・ロティグリアーノは述べました。「過去の集団発生の経験から、コミュニティ全体で予防対策に取組むことが、病気の拡大を防ぐ最も有効な方法だとわかっています」

ユニセフは広報キャンペーンに加えて、ビコロとムバンダカのエボラ治療センターやコミュニティに浄水剤を提供するなど水と衛生分野の物資支援を行ったほか、その他4カ所の保健施設に消毒設備を設置しました。

ムバンダカの影響を受けている地域の学校50校に手洗い場を設置し、ビコロの学校72校にも手洗い場用の機材が間もなく到着します。学校には、子どもたちの健康状態を観察するために体温計も配布されました。

「学校が子どもたちにとって安全な場所であり続け、教育が中断されることのないように、私たちはできる限りのことをしていきます」とロティグリアーノは言いました。

ユニセフは、今年5月8日に保健大臣がエボラの集団発生を宣言してから、水と衛生環境を改善するための石けん、防水シート、バケツ、および塩素を含む、4,585キロ相当の支援物資を提供しました。さらに、保健および水と衛生分野の物資を含む80トン相当の支援物資を、シエラレオネからコンゴ民主共和国に向けて船で輸送しているところです。

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