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日本ユニセフ協会
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コンゴ民主共和国
エボラ出血熱で親・保護者失った子ども155人
多くが学齢期、偏見に晒されることも ユニセフ、心理社会専門家の養成など支援

【2018年9月21日  キンシャサ(コンゴ民主共和国)/ダカール(セネガル)/ニューヨーク/ジュネーブ発】

ユニセフとパートナー団体は、コンゴ民主共和国東部における最近のエボラ出血熱の集団感染の影響で、孤児となったあるいは保護者がいなくなった子どもを155人確認しています。この数字には、エボラ出血熱により片方あるいは両方の親あるいは主な保護者を亡くした子どもたちと、親がエボラ治療センターに隔離されていて保護者不在になった子どもが含まれます。

多くが学齢期、偏見に晒されることも

On 14 August 2018, 'Dieudonne' [not his real name], a thirteen year old boy who lost eight members of his immediate family to Ebola, stands in Ebola-affected Mangina, North Kivu, the Democratic Republic of the Congo (DRC).  “There were eight of them and they are all dead,” says Dieudonné*, a young 13-year-old boy living in Mangina, the Democratic Republic of the Congo, where 27 cases of Ebola were recently confirmed.  It all started when Dieudonné’s mother fell ill and died. “When we buried Mum, the family was next to her body,” the young boy explains. “Soon after, everyone began to have headaches and diarrhoea.”   When his big sister was admitted to the Ebola treatment centre, Dieudonné stayed in the little family home alone, the same house that was the starting point of all his hardship. “Everyone who entered our home fell sick,” the boy recalls. At only 13 years of age, Dieudonné has lost all his bearings, all the people that he loved and on whom he could count. “I don’t have anyone who can take care of me anymore,” sadly explains the young boy, who does not know if his sister will survive the disease. Dieudonné is one of 53 children orphaned by Ebola that UNICEF has identified in the east of the DRC. He currently benefits from psychosocial, material and dietary support. Dieudonné was also vaccinated against the disease a few days ago. The young boy does not what his future will be. “I have to continue to live but I do not know how I will make it,” he explains. “This is serious.” Following the 1 August 2018 announcement by the Government of the Democratic Republic of the Congo (DRC) of a new Ebola Virus Disease (EVD) outbreak in North Kivu, UNICEF has mobilized its teams to help contain the spread of the disease and protect children. The impact of an outbreak on children can be far reaching. It’s known from earlier outbreaks in the DRC as well as in West Africa that children can be affected in various ways. Children ca

© UNICEF/UN0229875/Naftalin

エボラ出血熱で家族8人を失った、北キブ州のマンジナに住む13歳の男の子。 (2018年8月14日撮影)

エボラ出血熱により親を亡くした子どもたちは、大切な人や主な保護者を失うことに加えて、コミュニティから偏見の目を向けられ、孤立し、また見捨てられるリスクに直面しています。このような子どもたちは、親が治療を受けるために子どもだけで生活することを強いられた上に、特に弱い立場に置かれており、ユニセフは彼らの健全な生活を憂慮しています。

「親あるいは大切な人を亡くすということは、子どもにとって深く悲しい経験です」とユニセフ・コンゴ民主共和国事務所代表のジャンフランコ・ロティグリアーノは述べました。「私たちの使命は、エボラ出血熱の影響を受けるすべての子どもたちを守り、支援することです。感染が拡大する中、私たちは今後もパートナー団体と協力して、子どもたちの身体的、感情的、精神的な健康を支えていきます」

ユニセフは、孤児となったあるいは保護者不在の子どもたち一人ひとりの特定のニーズに合わせた支援をしています。母親を失った新生児が必要とするケアは、学齢期の子どもが必要とするケアとは違います。ユニセフによる孤児となったあるいは保護者がいなくなった子どもたちへの支援の多くに含まれるのは、心理社会ケア、食料や物資の支援、そして学校への復学支援です。

孤児となったあるいは保護者不在の子どもの112人は学齢期で、ユニセフとパートナー団体は子どもたちを復学させる活動を行っています。

「孤児、あるいは保護者不在の子どもたちにとって、学校に戻ることが必要不可欠です」とロティグリアーノは言います。「学校は安定、コミュニティへの帰属意識、将来への希望を与えてくれるのです」

心理社会専門家の養成など支援

北キブ州のベニで、心理社会的ケアを受ける8歳の双子の兄弟。(2018年8月11日撮影)

© UNICEF/UN0229874/Naftalin

北キブ州のベニで、心理社会的ケアを受ける8歳の双子の兄弟。(2018年8月11日撮影)

コンゴ民主共和国で発生しているエボラ出血熱は、子どもたちに、特に病気で孤児となったあるいは保護者がいなくなった子どもたちに、被害を与えています。ユニセフとパートナー団体はエボラの集団感染が確認されて以降、以下の活動をおこなっています。

  • 孤児、あるいは保護者不在の子どもたちが必要とする特別な支援を迅速に確認し、支援を提供するために、心理社会専門家219人を養成
  • エボラ出血熱の影響を受けるベニ(Beni)、マンジナ(Mangina)、マケケ(Makeke)およびブテンボ(Butembo)で確認された孤児あるいは保護者不在の子ども155人に対して食料と心理社会ケアを提供
  • エボラ出血熱の影響で孤児となったあるいは保護者が不在の学齢期の子ども112人に対して、学用品と制服を支給し、学費を支援
  • 孤児あるいは保護者不在の子どもたちを支援するために、エボラ治療センターに栄養士7人を配置
  • エボラ出血熱の影響を受ける子どもたちの復学を支え、編偏見の目で見られることががいように、326校の学校の管理者および教員3,163人に対して啓発活動を実施

ユニセフは、今後もエボラ出血熱の感染が広がる中、影響を受ける子どもたちを見守り、心理社会的ケアおよび支援物資の提供を続けていきます。


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