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日本ユニセフ協会
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シリア紛争9年
今も人道物資が生命線 シリアへの支援継続を強調

【2020年3月7日  ガジアンテップ(トルコ)発】

ユニセフ(国連児童基金)事務局長のヘンリエッタ・フォアは、トルコのガジアンテップへの2日間の訪問を終えました。同地では、シリアとの国境にあるバブ・アル・ハワの人道支援物資拠点を訪問したほか、カフラマンマラシュのシリア難民キャンプを訪ねました。

今も人道物資が生命線

国連の人道支援物資拠点を視察するヘンリエッタ・フォア。ここからユニセフの支援物資をシリア北西部へ送り出している。

© UNICEF/UNI309256/Onat

国連の人道支援物資拠点を視察するヘンリエッタ・フォア。ここからユニセフの支援物資をシリア北西部へ送り出している。

今回の訪問は、シリア北西部で悲劇的な状況が過酷さを増し、過去3カ月間に約60万人の子どもたちが避難を強いられている中で実現しました。バブ・アル・ハワの国境で、フォアはトラックがシリア北西部の子どもたちのための冬用衣類、ジェリー缶、衛生用品、高エネルギービスケット、その他の必需品を積み込んでいる様子を確認しました。今年の初め以来、ユニセフは100台のトラックをシリア北西部に送りました。

「国境を越えてシリアに送る支援物資は、厳しい状況にある家族たちの生命線です。紛争が始まってから9年が経った今も、500万人の子どもたちが支援を必要としています。なんとしても彼らを助けなければなりません。私たちは、時には自らや家族が犠牲を追いながらも、勇敢に活動を続ける現場のパートナーに深く感謝しています」とフォアは述べました。

家に帰ることを夢見る子どもたち

カフラマンマラシュ難民キャンプで、1年生のクラスを訪れたユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア。

© UNICEF/UNI309258/Onat

カフラマンマラシュ難民キャンプで、1年生のクラスを訪れたユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォア。

カフラマンマラシュ難民キャンプで、フォアは8年間トルコで暮らしている家族を訪れました。7歳から12歳の子どもたちは学校に通い、父親は建設の仕事をしています。彼らは安全で落ち着いていますが、今も家に帰ることを夢見ています。

このキャンプには現在1万1,000人以上が暮らしており、その半数は子どもです。3,700人の子どもたちのための学校教育と若者のための研修の機会を提供しています。

フォアはこう述べています。「トルコは、紛争が始まって以来、何百万人ものシリアの子どもたちを寛大に受け入れてきました。こうした支援を継続することが不可欠です」


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