日本ユニセフ協会TOP >  ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」『風をつかまえた少年』試写会先着90名様をご招待

ユニセフ・シアター・シリーズ
「子どもたちの世界」
『風をつかまえた少年』 試写会


©2018 BOY WHO LTD / BRITISH BROADCASTING CORPORATION / THE BRITISH FILM INSTITUTE / PARTICIPANT MEDIA, LLC

日本ユニセフ協会は、7月11日(木)夜、アカデミー賞作品賞受賞『それでも夜は明ける』主演、キウェテル・イジョフォー初監督作品『風をつかまえた少年』の無料試写会を、東京都港区のユニセフハウスで開催いたします。この試写会に、お申込み先着順で90名様をご招待いたします。

子どもの権利条約が国連で採択されてから30年を迎える今年、日本ユニセフ協会は「子ども」を主題にした映画12作品を5月~12月にかけて連続上映する、ユニセフ・シアター・シリーズ「子どもたちの世界」と題したイベントを開催しています。今回はその第4回目となります。

『風をつかまえた少年』は、飢饉による貧困のため通学を断念したマラウイの少年ウィリアムが、図書館で一冊の本に出会ったことをきっかけに独学で風力発電を造り上げ、未来を切り開いた感動の実話を元にした映画です。

原作者・本人のウィリアム・カムクワンバさんが来日し、鈴木福さんと共にゲストスピーカーとして登壇いたします(予定)。
ご参加をご希望される方は、下記フォームよりお申込下さい。

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『風をつかまえた少年』:ストーリー

時は2001年、アフリカ・マラウイを大干ばつが襲います。農作物は激減し、人々の収入が途絶えたのはもちろん、食べるものさえなくなってしまいました。14歳のウィリアムも、学費を払えず通学を断念しますが、図書館で一冊の本と出会い、自力で風力発電のできる風車を作り、乾いた畑に水を引くことを思いつきます。けれども、いまだに祈りで雨を降らせようとする村で、最愛の父でさえウィリアムの言葉には耳も貸しません。しかし、家族を助けたいという彼のまっすぐな想いが、徐々に周りを動かし始めます―。

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実際の舞台であるマラウイでの撮影

※プロダクションノートより一部抜粋

今でもウィリアムの家族が暮らしているマラウイは、アフリカ南西部に位置する内陸国だ。人口はおよそ1800万人。この国での撮影が必要不可欠だと、チームの誰もが考えていた。「観客に本物の経験を伝える必要があった。偽物の場所を作るなんてありえなかった」とイジョフォーは断言する。

(プロデューサーの)カルダーウッドは、「マラウイで撮影し、チェワ語の飛び交う環境に囲まれ、ウィリアムが過ごしてきた場所に身を置くことで、観客が実際に体験しているようなクオリティに仕上がったわ。観る人がどこに住んでいても、ウィリアムや彼の家族の人生に近付くことができる。それは、さらなる感動を引き起こすはずよ」と指摘する。

しかし、全く映画業界が存在しない国で撮影することは、常に予想もつかない困難に出会うと、イジョフォーは明かす。「誰もマラウイで、映画を制作したことはなかった。そのため、難題が起こって緊張が走ったけれど、それもすぐになくなった。実際に起こった場所で、その物語を語ることや、村人たちにできるだけ近い場所にいることは、とても自然なことだと感じたね」

『風をつかまえた少年』

2019年8月2日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館他全国順次公開

監督・脚本:キウェテル・イジョフォー

原作:「風をつかまえた少年」ウィリアム・カムクワンバ、ブライアン・ミーラー著(文藝春秋刊)

出演:キウェテル・イジョフォー、マックスウェル・シンバ、アイサ・マイガ

提供:アスミック・エース、ロングライド 配給:ロングライド

2018年 / 113 分 / イギリス、マラウイ

文部科学省特別選定(青年、成人、家庭向き)
文部科学省選定(少年向き)

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映画公式ホームページはこちらから

ゲストスピーカープロフィール

ウィリアム・カムクワンバさん(原作者・本人)

左からマックスウェル・シンバ(ウィリアム・カムクワンバ役)、ウィリアム・カムクワンバ(本人)、キウェテル・イジョフォー(監督兼トライウェル・カムクワンバ役)
Photo by jamie-james medina

1987年、マラウイ・リロングウェ出身、7人のこどものうち唯一の男児。国中を襲った大干ばつにより、14歳の時、学費を払えず中学校を退学。以来、NPOの寄贈図書室で物理や化学を独学で学び、廃品を利用して“風力発電のできる風車”を自宅の裏庭に製作。当時人口2%しか電気を使うことができないマラウイで、家に明かりを灯すことに成功する。この出来事が国内外の記事で取り上げられ、国際会議「TEDグローバル」へ招待されるなど、一躍、世界的な名声を獲得。2013年タイム誌“世界を変える30人”に選出。2014年にアメリカの名門ダートマス大学を卒業し現在は同国在住。マラウイにも定期的に帰り、農業、水アクセス、教育など様々なプロジェクトに携わっている。

鈴木福さん

2004年6月17日生まれ 東京都出身。2006年NHK『いないいないばあっ!』で芸能界デビュー。2010年映画『ちょんまげぷりん』、2011年ドラマ『マルモのおきて』に友樹役で出演し注目を集める。同ドラマ主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』でCDデビューを果たし、大ヒットを記録し紅白にも出場。その後、映画・ドラマ・舞台・バラエティー番組など多くのジャンルで活躍、常に新しいことにチャレンジしている。主な出演作品は、『妖怪人間ベム』、『コドモ警察』、『一休さん』、映画『ヒラメキ子役恋ものがたり~子役に憧れるすべての親子のために~』などがある。現在『二代目 和風総本家』にレギュラー出演中。趣味は野球、特技は箏・尺八。

開催日時・会場

日時 2019年7月11日(木) 17:30−20:15 (17:00開場)
会場 ユニセフハウス (東京都港区高輪4-6-12) 1階ホール

最寄り駅
JR 品川駅西口(高輪口)より徒歩約 7 分
都営浅草線 高輪台駅より 徒歩約 7 分
アクセス
主催 (公財)日本ユニセフ協会
定員 先着90名 ※入場無料 (1回のご応募につき、お申込は2人まで)。
応募方法 下記「お申込情報」より、WEBフォームにてご応募ください。尚、応募が90名様に達した時点で、「受付終了」とさせて頂きます。
備考 ※ 先着順に受付いたします。定員に達した場合は、募集を打ち切ります。
※ 会場となるユニセフハウス1Fホールは、多目的ホールであり、スクリーンサイズや音響等、設備等通常の映画館とは異なります。予めご了承ください。
※ 本編上映開始後はお申込済みの方でも途中入場をお断りする場合がございます。お時間には余裕をもってご来場いただきますようお願いいたします。
※ 本試写会は、一般の方を対象にしておりますが、報道機関による取材も予定されておりますので、予めご了承ください。
個人情報の取り扱いについてはこちらをご覧ください。
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お問い合わせ

(公財)日本ユニセフ協会 広報室

電話 03-5789-2016(平日9:00〜17:00)/ FAX:03-5789-2036

Eメール:event@unicef.or.jp