【2017年9月18日 ニューヨーク発】
世界の紛争地に暮らす約2,700万人の子どもたちが学校に通えていないと、ユニセフ(国連児童基金)は本日発表した報告書『教育を奪われて(Education Uprooted)』で述べています。紛争や災害により家を離れることを余儀なくされた子どもたちへの教育の重要性に焦点をあてた本報告書は、ふるさとを追われた子どもたちに教育を受ける機会を提供できなければ、子どもたち自身と各国に重大な影響を及ぼすと指摘しています。
報告書では、提示する主な事実は以下の通りです。
■ふるさとを追われた子どもは、たとえ難民や移民、国内避難民であっても、子どもであることには変わりありません。そして、子どもには教育を受ける権利があります。
■十分な教育を受けていない子どもと若者は、移動する過程で搾取される危険性が高まります。
■難民の子どもたちは、難民ではない子どもたちよりも学校に通ってない可能性が5倍にのぼります
■女の子は特に危険に晒されます。
© UNICEF/UN073959/Clarke for UNOCHA |
■家族とともに定住を希望する国に到着した子どもたちは、公的な学校教育を受けるために、いくつかの障壁に直面します。
© UNICEF/UN070678/Al-Issa |
■国際的な組織・団体が、子どもたちが安全に学べるスペースを提供しています
■ユニセフはパートナーの政府・団体に対して下のことを求めます
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