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日本ユニセフ協会
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ユニセフ「Every Child Alive」キャンペーン
元旦に誕生する命、世界で約39万5千人
日本でも、推定2,769人の新たな命が 生後1カ月以内に亡くなる子どもは年間250万人
すべての子どもの命を守る決意を

【2019年1月1日  ニューヨーク発】

2019年の元旦、世界では推定395,072人の赤ちゃんが誕生し、その4分の1は南アジアで生まれるだろうとユニセフ(国連児童基金)は本日発表しました。

日本では推定2,769人の新たな命が誕生

[DRAFT CAPTION] MURUN – Mother Bayarmaa with her baby Uuriin Tsotmon (2 weeks), in her living room in Murun, Mongolia on the 1st of March 2018. CREDIT: Ilvy Njiokiktjien VII Photo Agency

© UNICEF/UN0188813/Njiokiktjien VII Photo

母親に抱えられる生後2週間のモンゴルの赤ちゃん。(2018年3月撮影)

世界中の街角で、お祭り騒ぎに湧く人々は、新しい年を盛大に迎えるだけでなく、同時に最も小さな、最も新しい住民を迎えるのです。時計が真夜中の12時を告げると、シドニーでは推定168人の赤ちゃんが産声をあげ、続いて東京で310人、北京で605人、マドリードで166人、そしてニューヨークでは317人が誕生するでしょう。

2019年の最初の赤ちゃんは太平洋のフィジーで誕生し、最後の赤ちゃんは、米国で誕生するでしょう。世界で元旦に生まれる赤ちゃんの半数以上は、次の8カ国で生まれると推計されています。

 

  1. インド — 69,944
  2. 中国 — 44,940
  3. ナイジェリア — 25,685
  4. パキスタン — 15,112
  5. インドネシア— 13,256
  6. 米国 — 11,086
  7. コンゴ民主共和国 — 10,053
  8. バングラデシュ — 8,428

 

すべての子どもの命を守る決意を

病院で治療を受ける、早産で生まれてきたイエメンの赤ちゃん。(2018年1月撮影)

© UNICEF/UN0156166/Fuad

病院で治療を受ける、早産で生まれてきたイエメンの赤ちゃん。(2018年1月撮影)

1月1日、世界中でたくさんの家族が、数えきれないほどのアレクサンダー(Alexander)やアイシャ(Ayesha)、ジェン(Zheng)やザイナブ(Zainab)を迎える一方で、いくつかの国では多くの赤ちゃんが最初の1日を生き延びることができず、名前を付けてもらうことすらできません。

2017年には、およそ100万人の赤ちゃんが、生まれたその日に亡くなり、250万人が生後1カ月以内に命を落としました。こうした子どもたちのほとんどが、早産や出産時の合併症、敗血症や肺炎などの感染症といった防ぐことができる要因で亡くなっており、それは生存という基本的な権利の侵害です。

「新年を迎えるこの日、すべての子どものすべての権利を実現することをみなで決意しましょう。まず、生きる権利から始めましょう」とユニセフ事務局次長のシャルロッテ・ペトリ・ゴルニツカ(Charlotte Petri Gornitzka)は述べました。「もし私たちが、地域の保健員を研修し必要なものを整備することに投資をすれば、すべての赤ちゃんが安全な環境で誕生することができ、何百万人もの赤ちゃんを救うことができるのです」

「Every Child Alive」キャンペーン

難産の末に生まれてきた息子を抱きしめ、喜ぶマラウイの母親。(2016年3月撮影)

© UNICEF/UN018538/Chikondi

難産の末に生まれてきた息子を抱きしめ、喜ぶマラウイの母親。(2016年3月撮影)

2019年はまた、子どもの権利条約の採択30周年の年であり、ユニセフは1年を通して、これを記念した世界的なイベントを展開していきます。子どもの権利条約のもと、各国政府は何よりもまず、すべての子どもに質の高い保健ケアを提供しその命を守っていくことを約束しています。

30年以上にわたって、世界は子どもの生存に関して素晴らしい前進を遂げました。5歳の誕生日を迎えることなく亡くなる子どもの数を半数以下に削減したのです。しかし、新生児に関する進歩は遅く、5歳未満児の死亡数の47%を新生児が占めています。

ユニセフの「Every Child Alive」キャンペーンは、すべての赤ちゃんと母親に質の高い保健ケアを手の届く価格で提供するための緊急の投資を呼びかけています。これには、保健施設に安全な水や電力を安定供給することや習熟した保健員がお産に立ち会うこと、妊娠時から出産までを通して合併症を防ぎ治療するための医薬品や備品を十分に供給すること、そしてより質の高い保健サービスを求められるよう女の子や女性を後押しすることも含まれています。

 

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※ 推定出生数および平均余命は、 『国際連合世界人口予測 (2017年)』 の指標をもとに、World Data Lab (WDL) による計算方法を用いて算出。

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