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日本ユニセフ協会

お知らせ

オンライン現地報告会
11月18日(木) | 17:00~18:00
気候変動と子どもたち
~気候危機は子どもたちのリスク~

気候変動とそれによる地球環境の悪化は、健康、栄養、教育、発達とともに、子どもたちが生きて、未来を切り開いていくうえで大きな脅威です。私たちは今、子どもたちの生活を向上するために何十年にもわたって行ってきた取り組みの成果が、失われてしまう恐れに直面しています。気候変動は、子どもたちの権利を守るうえで喫緊の課題の一つなのです。

干ばつや洪水などの異常気象による災害、また気温上昇、海面上昇など子どもたちに影響をもたらす気候変動は、子どもたちの権利に影響を及ぼすものです。その影響は、食糧や安全な水の確保だけでなく、教育へのアクセス、健康的な生活、搾取や暴力・虐待からの保護、そして生き延びるための権利にまで及びます。極端な気象現象の頻度、強度の増加は、とりわけ最も脆弱な立場の子どもたちにとって脅威となります。熱波、洪水、山火事など、世界中で子どもたちが直面している気候変動の危険性は、すでに深刻なものです。現状を放置してしまえば、さらに子どもたちのおかれた状況が悪化していきます。

ユニセフは、2030年までに35億人となるすべての子どもと若者が、気候変動の最悪の影響から守られ、また、地球の保全と社会・経済の発展が両立する世界を目指しています。

 

ユニセフでは、気候変動の影響を受けても回復できる(レジリエントな)保健・医療・教育といった基礎的な社会サービスシステムの構築、公共インフラによる温室効果ガスの排出の抑制などに取り組んでいます。この度のオンライン現地報告会では、マダガスカル、モンゴルなどの現地から気候変動が子どもたちに与える影響をお伝えしながら、子どもたちや脆弱なコミュニティのためにユニセフがどのような活動を行っているかをご紹介いたします。

本イベントは、COP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)の開催にあわせ、この時期に行います。気候変動が子どもたちの危機であるという理解が広がるよう、この課題に取り組むための節目となることを目指します。

尚、本イベントは英語で開催されますが、日本語の同時通訳をご利用いただけます。
※参加無料・要事前申込です。
※視聴に関する機器や通信環境はご自身でご準備をお願いいたします。モバイル端末の場合、通信環境は高速Wi-Fi(無線LAN)を推奨いたします。

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