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日本ユニセフ協会
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シリア・アレッポ東部
子ども数百人が退避できず
命を守る緊急退避活動の許可求める
ユニセフ事務局長 声明

【2016年12月16日  ニューヨーク発】

シリアのアレッポ東部から、子どもを含む民間人が多数退避したものの、いまだ多くの子どもたちが取り残されている状況を受け、ユニセフ(国連児童基金)事務局長アンソニー・レークは新たな声明を発表しました。

ユニセフ事務局長声明

両親を亡くし、アレッポ東部からジブリーン市のシェルターに避難してきた男の子(2016年12月12日撮影)

© UNICEF/UN044444/Al-Issa

両親を亡くし、アレッポ東部からジブリーン市のシェルターに避難してきた男の子(2016年12月12日撮影)

アレッポ東部では、この24時間に、2,700人以上の子どもが退避することができました。その中には、病気や怪我をしている子どもや親と離れ離れになった子どもも含まれていました。

しかし、アレッポ東部では、依然として、孤児などの弱い立場にある子どもたち数百人が取り残されています。我々は彼らの安否を深く憂慮しています。この子どもたちは、緊急に退避できなければ、命を落とすこともあるのです。

ユニセフはパートナー団体と協力し、子どもたちを安全な場所に退避させる輸送手段とチームを待機させています。我々は、すべての紛争当事者に対して、我々が安全かつ迅速に退避活動を実行するための許可を求めます。

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