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公益財団法人 日本ユニセフ協会
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アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使 現地レポート 2018年6月 ウクライナ 忘れられた紛争~光の当たらない子どもたち

ウクライナで、独立を訴える親ロシア派とウクライナ政府との紛争が始まって4年。停戦が合意された後も、東部での両者の衝突が散発的に続き、子どもたちは砲撃や地雷の被害、教育の中断、避難生活など様々な影響を受けています。しかし、危機が長引くなかで、子どもたちが置かれている深刻な状況が忘れられています。

ウクライナ政府が管理する地域と親ロシア派が支配する地域を分断する「コンタクト・ライン(接触線)」。その15キロ圏内の政府管理下にある地域では、5万4,000人以上の子どもが生活し、日常的に砲撃などの危険に晒されています。特に5キロ圏内では、地雷や不発弾などの爆発性戦争残存物に遭遇する確率が高くなっており、子どもたちが自由に過ごせる時間や空間は限られています。こうした命の安全が脅かされる体験を日常的にしている子どもの多くは、心の傷(トラウマ)やストレス障害を抱えています。

アグネス・チャン ユニセフ・アジア親善大使は、2018年6月16日から23日まで、ウクライナを訪問。命の危険と隣り合わせの生活について語る、子どもや家族の話に耳を傾けました。

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