静かな緊急事態
開発途上国には、現在、5歳の誕生日を迎えられずに命を失っている子どもが年間約1,100万人います。これは”3秒にひとり”という割合です。その多くは、わずかな費用で、予防し、なおすことができる病気によるものです。社会の関心を集めることなくひっそりと世界のあちこちで多くの子どもの命が失われているこの事態を「静かな緊急事態」と呼んでいます。
このような事態から子どもの命をまもるため、ユニセフは、保健や水と衛生、栄養などの事業を進めています。例えば予防接種キャンペーン。開発途上国における予防接種率は1970年代後半には10%未満だったのが、現在では平均80%以上にまで上がりました。現在、ユニセフが提供するワクチンにより年間300万人の子どもの命が救われています。その他、下痢による脱水症状から子どもの命を守る経口補水療法を広め、安全な水を確保するために井戸をつくり、ビタミンAなどを提供するなど、世界中の子どもたちが健やかに成長できるようユニセフは様々な活動を実施しています。
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