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武力紛争と子どもたち子どもの兵士近年、武力紛争に子どもが強制的に巻き込まれることが多くなりました。実際に武器を持たされて前線に駆り出されたり、後方で物資輸送に従事させられたり、女の子の場合は大人の兵士の性的搾取の対象とされている例もあります。このような18歳未満の子どもの兵士は、現在世界で30万人もいると言われます。子どもの兵士が増加した理由には軽火器の普及が挙げられます。以前の兵器は重過ぎて子どもには使えませんでした。しかし、軽火器の普及により子どもたちも銃を操るようになったのです。例えば旧ソ連製のAK-47という自動小銃は子どもでもたやすく分解し、組み立てることができます。 また子どもは脅しに弱く命令によく従うため兵士として使いやすく、消耗品とみなされることが少なくありません。長引く紛争では、兵士となり軍隊に加わることが食糧や保護を手に入れるための唯一の手段となる場合もあります。家族の死に対して報復しようという理由などから戦うことを自ら望む子どももいます。 しかし体力的にも経験的にも大人に劣る子どもたちは犠牲になることも多いのです。また暴力が日常の一部であった子どもは、心に深い傷を受け、紛争が終わった後でもその傷を癒すことは容易ではありません。 このような子どもの兵士をなくすためには、(1)徴兵・徴募と戦闘への参加の最低年齢を現在の15歳未満から18歳未満に引き上げる「子どもの権利条約」選択議定書を採択すること、 (2)子どもを兵士に徴用した当事者の刑事責任を追及することを可能とする国際刑事裁判所の設立することが特に重要です。 |
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この「武力紛争への子どもの関与に関する子どもの権利条約の選択議定書」は、2002年2月22日に規定の10カ国以上の批准を得て発効しました。日本も2002年5月に開催された「国連子ども特別総会」の会期中に、この選択議定書への署名を果たしましたが、今後、より多い国ぐにの署名・批准が求められています。 |
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