公益財団法人日本ユニセフ協会
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アフリカ干ばつ緊急募金 第64報
セレーナ・ゴメス 米国ユニセフ協会大使
サヘル地域の子どもたちへの支援を訴える

【2012年4月19日 ニューヨーク発】

© UNICEF/NYHQ2012-0272/Markisz
米国のユニセフハウスを訪問し、ユニセフのアクヒル・エアー緊急担当官から説明を受けるセレナ・ゴメス米国ユニセフ協会親善大使。

女優、歌手、デザイナーでもあるセレーナ・ゴメスさんが、米国ユニセフ協会大使として、アフリカ西部・中部のサヘル地域の子どもたちのために、支援を訴えました。

「状況は切迫しています。この地域の子どもたちは緊急に支援を必要としているのです。私たちは、ユニセフと共に、子どもたちの命を守ることができるということを知ってもらいたいと思います」ゴメス大使はこのように話しました。

警鐘を鳴らす

先週、ゴメス大使は、1,100万人以上のフォロワー(メッセージ受信者)を持つ自身のツイッターを通じて、100万人の子どもたちの命を栄養不良から守るための国際支援を訴える、ユニセフの‘警鐘を鳴らす(Sound the Alarm)’キャンペーンを後押ししました。

「‘サヘルの今‘を流行の話題にしましょう」とゴメス大使がツイートしたその日、世界中のたくさんの著名人やユニセフの支援者のみなさんがこのメッセージを拡散。ゴメスさんは、大きな流れを作り出しました。

「私のファンのみなさんは、とても誠意と行動力のある方々です。ソーシャルメディアを通して、ファンのみなさんにリアルタイムにメッセージを届け、行動を促すことができています」(ゴメス大使)

子どもたちのためへの支援を訴える

[youtube]サヘル地域の深刻な状況を訴える公共CM(英語)

また、ゴメス大使は、ニューヨークのユニセフハウスを訪問し、ユニセフが世界中で行っている緊急支援活動について説明を受けました。若者に重要な問題について広め、行動を促すソーシャルメディアの重要性についても話し合われました。

さらに、サヘル地域での悲劇を食い止めるための公共CMにも出演。若者をはじめとする多くの人々に、テキストメッセージを使って10米ドルを寄付する米国ユニセフ協会のキャンペーンへの参加も呼びかけました。

ゴメスさんは、2009年9月、米国ユニセフ協会の大使に任命され、世界で最も厳しい立場に立たされている子どもたちのために熱心に活動してくださっています。

2011年1月には、2回目となるチャリティ・コンサートを実施。世界中の子どもたちのために、栄養、教育、清潔な飲料水と医薬品の提供といったユニセフのプログラムのために20万米ドルの寄付を集めました。