HOME > 世界の子どもたち > 緊急支援情報 > スーダンダルフール 2006/9/29
財団法人日本ユニセフ協会




数百万人の命を守る水処理と衛生教育

【2006年9月20日、スーダン・ダルフール発】

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© UNICEF Sudan/2006/Cawardine
スーダン・ダルフールのサグ・エル・ナームの給水所に集まる子ども。

スーダン北部からダルフール南部にかけて、コレラなどの命を脅かす下痢性疾患が増えています。

これに対応するため、ユニセフは水の塩素消毒プログラムを強化しています。このプログラムは既に、300万人の人々を感染から守っています。衛生促進キャンペーンは推定3,200万人の人々が既に対象となりました。

ユニセフは州当局やパートナーと協力し、水源と貯水槽での水処理を進めています。数々の州で急性の水様下痢(重症の下痢性疾患)が報告される中、8月には死亡率は6%から3%まで低下しました。


病気の発生を抑える

「支援の用意ができているパートナー組織は多いですが、各州の保健当局のリーダーシップが、この命を脅かす病気と闘うためには不可欠です。」ユニセフスーダン代表のテッド・チャイバンは言います。

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© UNICEF Sudan/2006/Cawardine
給水所にてロバの背中に水容器をつむ女の子

「南ダルフールなどの地域では、毎日のように病気が報告されており、州当局やコミュニティリーダーは、関係者全員を動員し、病気を抑えるため、重要な責任を担っています。」

4月以来、計7,000件が報告されていますが、水質の向上や、何が下痢性疾患の原因になるかを人々が理解し始めたために、新規の発症数は減ってきています。チャイバン氏は、病気と闘うためには、地域の給水管理と衛生を保つことが不可欠だと言います。


家族に安全な水を

「塩素消毒され、衛生的な手段で貯水された水を飲むことは、誰にも悪い影響はありません。」チャイバン氏は言います。「しかし、井戸やロバ荷車、水道から水を手に入れたにせよ、処理されていない水を飲むことは、下痢性疾患で命を落とす危険性があります。特に川から手に入れた水は危険です。」

家族が使う水はまず塩素消毒されているかを確認し、推奨されている衛生的方法に従うよう、人々は助言を受けています。「それにあなたの命がかかっている」からです。

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