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ユニセフ協会からのお知らせ

12月11日は、ユニセフの誕生日
「ユニセフのあゆみ」をフォトストーリーで

© UNICEF/HQ46-0010/Kubicki

ユニセフが設立されたのは、1946年12月11日。

第二次世界大戦で被災した国々の子どもたちの支援のために、緊急的活動を行う目的で設立された一時的な機関として設立されたのがUnited Nations International Children Emergency Fund 、日本名では「国際連合国際児童緊急基金」という名のユニセフでした。

予定された活動期間の終わりが近づいた1953年、戦争の被災国以外の国々、特に開発途上国でも、多くの子どもたちが困難な状況に置かれている状況をふまえ、国連総会は、満場一致でユニセフを恒久機関とすることを決定しました。

© UNICEF
© UNICEF/HQ46-0027/Photographer Unknowni

これを受け、名称からInternational(国際)とEmergency(緊急)を取り、United Nations Children’s Fund —「国際連合児童基金」と改め、いわゆる緊急支援だけでなく、子どもの生存と健やかな発達を支える地道な「社会開発援助」も行う組織となりました。

ただし、世界中で親しまれてきたユニセフという呼び名は残され、現在にいたっています。

現在ユニセフは、150以上の国と地域に300以上の事務所を常設。一万人あまりのスタッフが現地に常駐し、顔の見える支援を実践する国際機関として、世界各地で大きな信頼を得ています。

© UNICEF/HQ50-0061/Photographer Unknown

創設以来60余年。子どもたちの置かれている状況は、この間、目を見張る改善を示しました。何百万人もの子どもの命が救われ、2006年には、5歳未満の子どもの死亡が年間1000万の大台を割りました。

しかし、今なお、毎年920万人の5歳未満の子どもたちが、ワクチンなどで簡単に予防できる、あるいは治療できる病気のために命を落としています。

たくさんの子どもたちが学校に通えるようになりました。しかし、未だに1億人近い子どもたちが、就学の機会・貧困から抜け出す機会を奪われています。

© UNICEF/HQ47-0009/Photographer Unknown

60年以上前、多くの人びとの子どもへの思いがユニセフを創ったときと同じように、世界中すべての人々が、今あらめて「子ども最優先」という人類共通の想いを持ち、行動を起こすことが求められています。

写真でみるユニセフのあゆみ

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