山陽学園大学のボランティア部「ボラぐみ」では、毎年大学祭で募金活動をしてきました。今回は世界中がコロナ禍ということもあり、何かコロナで困っている方たちに少しでも支援しようと探していたのですが、そこで目についたのがユニセフの募金でした。コロナで苦しんでいる人たちへの直接的支援ではないのですが、この瞬間も防げる病気で命を落としている人たち、さらに貧困によってより深刻な状況下にいる世界の子供たちのことを知り、今回はユニセフへの募金をしようと決めました。

活動日当日は、新型コロナウイルス感染対策として、大学祭自体が入場制限、時短開催、アルコール消毒の徹底などの規制下にありました。そのようなことから、多くの方に来ていただけるかどうかが心配でした。さらに、活動場所もできるだけ人目に付くようにはしているものの、廊下の一角ということもあり、協力いただけるかどうか不安がありました。ですが想像以上に人が来てくださり、多くの募金にご協力いただきました。

ここ数カ月は、外出自粛などにより、人の温もりをなかなか感じることができませんでしたが、今回の活動を通して改めて人の優しさに触れることができました。今後も、世界の状況に目を向けながら、一人でも多くの方々の助けになる活動を継続していきたいと考えています。