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日本ユニセフ協会

プレスリリース

2025年2月~3月
世界とユニセフの動き
報道向けイベントカレンダー

2025年1月30日東京

日本ユニセフ協会広報・アドボカシー推進室より、2025年2月~3月の世界とユニセフ(国連児童基金)の動き、発表される報告書等についてご案内いたします。ご取材等のご参考になりましたら幸いです。

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当協会では、世界の子どもたちの状況やユニセフのグローバルな活動と連動して、子どもに関する統計データや画像・動画のご提供、現場でのご取材のサポート、ユニセフ専門家へのインタビューアレンジ、日本の報道機関向けの記者ブリーフィングや現地ユニセフ職員による報告会の開催などを行っています。どうぞお気軽に、 jcuinfo@unicef.or.jp までお問い合わせください。

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2025年2月~3月の主な予定

下記は1月30日時点の予定で、変更になる可能性があります。

 

2月 開催中

  ユニセフ企画展「潮とともに生きる~アグネス大使とみたキリバス、気候変動の現状」(東京・ユニセフハウス)

海面上昇、暴風雨や干ばつなどの異常気象、高潮など、気候変動の影響によるさまざまな問題が起きている太平洋島嶼国のキリバスを、昨年5月末~6月初旬にかけ、ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんが訪れました。キリバスとその子どもたちが直面する現状を、写真家・野澤亘伸氏撮影の写真と共に紹介します。ユニセフハウス(東京都港区)で開催。入場無料。

アグネス大使によるキリバス訪問の様子はこちら

 

また、以下のとおり、日本ユニセフ協会協定地域組織(各道府県ユニセフ協会)主催による同企画展の開催も予定されています。

・3月19日~4月2日 香川県(綾川生涯学習センター)

 

2月6日

「国際女性器切除根絶の日」

「国際女性器切除根絶の日」は女の子と女性の著しい人権侵害にあたる女性器切除(FGM)という慣習を、全世界で終わらせる取り組みを促進するため、2012年に制定されました。SDGs(持続可能な開発目標)の目標5「ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う」、およびターゲット5.3「未成年者の結婚、早期結婚、強制結婚及び女性器切除など、あらゆる有害な慣行を撤廃する」にあるとおり、国際社会は2030年までにFGMの慣習を完全に根絶することを目指しています。

詳しくはこちら

 

2月6日

トルコ・シリア地震発生から2年

2023年2月にトルコとシリアが2度の大地震と多数の余震に襲われてから、2年。ユニセフは、地震で被災し今なお避難生活を送る家族を含め、危機下で暮らすシリアの子どもたちと家族のために、現地で支援活動を展開しています。

詳しくはこちら

 

2月11日

「セーファーインターネットデー」

「セーファーインターネットデー(Safer Internet Day:SID)」は、毎年、インターネット上の安全に関する啓発などさまざまな取り組みが一斉に行われる日です。2004年に始まり、現在では世界100カ国以上が参加する取り組みに広がっています。

子どもたちに安心・安全なオンラインの世界の実現を目指し、ユニセフも、オンラインの子どもの保護に取り組むとともに、世界のすべての子どもがデジタル技術の恩恵を享受できるように、各国政府やパートナーとともに活動を続けています。

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当協会も2017年より、国内ICT関連事業者のみなさまとともに、SIDを契機とする情報発信等を続けています。本年は、2月12日(火)に開催されるJAPANフォーラム(オンライン開催)で、ユニセフから託されたICT関連事業者をはじめとするステークホルダーのみなさまへのメッセージを披露する予定です。

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2月24日

ウクライナ紛争激化から3年

ユニセフは危機の発生以来、スタッフを増員し、ウクライナ国内と避難先の周辺国で子どもの保護に奔走しています。

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3月8日

「国際女性デー」制定50年

1975年の制定から50年を迎える「国際女性デー」の2025年のテーマは「For ALL women and girls: Rights. Equality. Empowerment.(すべての女性と子どものために:権利、平等、エンパワーメントを)」。

ジェンダー平等と女性のエンパワーメントという課題は、SDGsの目標5「男女平等を実現し、すべての女性と女の子の能力を伸ばし可能性を広げよう」にも掲げられています。「子どもの権利条約」、「障がい者差別撤廃条約」とならび「女性差別撤廃条約」を重要指針に掲げるユニセフは、「ジェンダー平等のための行動計画」(The Gender Action Plan 2022–2025)を策定し、いまだ残るジェンダー不平等の改善に必要な支援計画や目標をまとめ、国際社会にも呼びかけています。

なお、本年は「北京女性会議」(第4回世界女性会議)から30年目の節目の年にあたります。

 

3月10日~21日

国連女性の地位委員会(CSW)年次会合開催(ニューヨーク)

1995年の第4回世界女性会議で採択された「北京宣言・行動綱領」の実施状況がレビューされます。

 

3月16日

「麻しん予防接種の日(Measles Immunization Day)」

昨年夏に発表のユニセフのデータによると、致命的な感染症である麻しん(はしか)に対するワクチンの2023年の接種率は、集団発生を防ぎ、予防可能な感染や死亡を回避し、はしかを撲滅するために必要な接種率である95%には達していません。過去5年間において、世界の乳幼児のおよそ4分の3が暮らす103カ国で、はしかの集団感染が発生しました。ワクチン接種率の低さ(80%以下)が大きな要因でした。一方、はしかのワクチン接種率が高い91カ国では集団発生はありませんでした。ユニセフは接種率向上の取り組みの必要性を訴えています。

 

3月22日

「世界水の日」

淡水の保全と持続可能な淡水資源管理の促進への意識を啓発し、各国の行動につなげるために制定されたこの日。2015年9月に採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標6――2030年までに誰もが安全に管理された「水と衛生」を手に入れる――の達成に向けてアクションを取るための日でもあります。ユニセフは、安全な飲み水と衛生設備の利用に関する権利は、子どもの権利でもあるととらえ、支援における重要分野として取り組んでいます。

 

3月26日

 イエメン紛争勃発から10年

2015年3月に中東の最貧国イエメンで激化した紛争により、同国では世界でも例を見ないほど大規模かつ深刻な人道危機が起きています。2024年には、高インフレや銀行危機、また世界的な経済的課題や複数の危機の中での人道支援の減少などにより、子どもが置かれている状況は悪化しました。ユニセフは2025年に、520万人の子どもを含む800万人に命を守る支援物資を届けるために2億1,200万米ドルを国際社会に要請しています。

 

3月27日~28日

栄養サミット(パリ)

ユニセフ等の報告書によると、世界の栄養不足の現状は2008~09年当時の水準に相当しており、現在の傾向が続けば、2030年には約5億8,200万人(そのうち半数はアフリカに暮らす人々)が慢性的な栄養不足に陥る、と警鐘を鳴らしています。3月27日~28日にフランス政府が主催するパリ栄養サミット(N4G)では、栄養改善に向けた取り組みの加速化が期待されます。

 

未定

国連の子どもの死亡率推計に関する機関間グループ、最新報告書発表

2024年の報告書の概要はこちら

 

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日本ユニセフ協会 広報室

TEL 03-5789-2016
FAX 03-5789-2036
Eメール jcuinfo@unicef.or.jp

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