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お知らせ

令和5年度 第68回ユニセフ学校募金PTAのみなさまへ PTAで「ユニセフ活動」を!
学習活動や社会貢献活動、さまざまな活動にお役立てください

ユニセフ(国連児童基金)の活動に深いご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

©日本ユニセフ協会 戦後の学校の給食の様子(福岡県)

戦後すぐの大変厳しい状況の中、日本の子どもたちは、1949年から15年間にわたって学校給食で使われた粉ミルク、毛布や原綿、医薬品など、当時の金額で65億円という大きな支援をユニセフから受けました。そしてその支援を受けた子どもたちがお礼の手紙とともにお小遣いの中から添えた10円玉の募金が、日本でのユニセフ募金の始まりです。子どもたちの思いを受けて始まったユニセフ学校募金活動は、現在も同世代の世界の仲間たちへの共感を育む教育活動として継続されています。そこで、PTAの皆さまにユニセフの活動をご紹介するとともに、募金活動のご案内をさせていただきます。

© UNICEF/UNI330885/Frank Dejongh 校門近くに作られた仮設の手洗い場で手を洗ってから学校に入る子どもたち(コートジボワール)

こまめな手洗いが、新型コロナウイルス感染の有効な予防策であることは、だれでも知っていることです。しかし世界の43.5%の学校には、石鹸で手を洗える設備がありません。この世に同じく生を受けた大切な子どもたちですが、生まれた国や地域によって、その生活を支える環境はさまざまです。ユニセフは皆さまのご支援に支えられ、そういった状況の中に暮らす子どもたちの命と健やかな成長を守る活動を続けています。

各学校・園のPTAの皆さまには、どうかユニセフの活動にご賛同をいただき、あたたかなお力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。


リニューアルオープン!
世界の子どもと出会う場所 ユニセフハウス

世界の子どもたちの現状とユニセフの活動を伝える展示施設ユニセフハウスが、約20年ぶりにリニューアルオープンしました!新しいコンセプトは「世界の子どもと出会う場所」。さまざまな環境で暮らす子どもたちとの出会いを通じて、「子どもの権利」について学び、考えていただけるスペースです。海の向こうの子どもたちの暮らしや思いを知り、わたしたちとの間にある「おなじ」と「ちがい」を見つけ、ユニセフと一緒に「すべての子どもにとって必要なものは何か」を考えてみませんか。ボランティアガイドによる無料のガイドツアーも承っております。ご予約はユニセフハウスのウェブサイトをご覧ください。

親子で学びを深めよう!~講師派遣~

世界にはどんな課題があり、子どもたちはどんな未来を生きるのでしょう?学校でも学習が進むSDGsですが、親子で一緒にSDGsについて学び合う機会があったら、さらに世界への理解が進むかもしれません。

また、こども基本法ができたり、生徒指導提要が改訂されたりするなかで、「子どもの権利」を理解する必要性が呼びかけられています。「子どもの権利」とは何でしょう?なぜ子どもたちの権利が大切なのでしょう?

PTAが主催する家庭教育学級や親子教室などの折に、このようなテーマでユニセフからのお話を聞く機会を設けてみませんか?対面で、また、オンラインで、日本ユニセフ協会および全国27の道府県にある協定地域組織から講師を派遣いたします。

講師派遣のテーマ例 ・・・・・・・・
●ユニセフと世界の子どもたち
●世界の課題とSDGs
●「子どもの権利条約」を学ぼう!

※講師の往復交通費および資料・教材の送料のご負担をお願いしております。(講師費用はかかりません)
※希望日の1カ月前までに(公財)日本ユニセフ協会 学校事業部へお電話またはメールでご相談ください。

バザーやお楽しみ会、リサイクル活動などをユニセフ支援につなげてみませんか?

お子さまと一緒に募金活動をすることで、親子で世界の課題に目を向けるきっかけにもなるほか、収益の一部をユニセフに寄付することを伝えながら活動することで、より多くの方々からの協力につなげていただければと思います。

会場に募金箱を置きたいとお考えのみなさまには、「ユニセフ募金セット」をお届けいたします。

ユニセフ募金セット

募金呼びかけポスター 3種類(各1枚)
厚紙製組み立て式募金箱 2箱 (19.4cm×14cm×7.5cm)
配布チラシ 100枚

ベルマークでユニセフ支援 !
「スクール・フォー・アフリカ」ブルキナファソの子どもたちの教育を支援

皆さまのPTAでは、ベルマークの収集活動をされていますか?ベルマークの使途のひとつに「友愛援助」という仕組みがあり、これを通じてユニセフを支援していただくことができます。
紛争や貧困、自然災害など、厳しい状況のなかで生きる世界の子どもたちのためにできることはないだろうか?という皆さまの声に応えてつくられたのが、ベルマーク運動の「友愛援助」。ベルマーク預金を直接寄付にあてる仕組みで、1998年にスタートしました。

第26回友愛援助(2023年4月から2024年1月)でも、支援先のひとつとしてユニセフが選定されています。ベルマークを通じたご支援は、西アフリカのブルキナファソという国で、「子どもにやさしい学校」を広める活動に役立てられます。厳しい状況下で、教育の機会を奪われがちな子どもたちが、安全な環境で、質の確保された教育を受けられるように、校舎建設や、備品・学用品の提供、先生の養成、地域社会への啓発、緊急事態下の子どもへの教育支援などが実施されます。

協力校には、ベルマーク教育助成財団から受領書や感謝状などが届きます。金額も問いませんので、端数のベルマークも寄付していただくことが可能です。ぜひ、ベルマークを通じて、皆さまのあたたかいお気持ちをお寄せいただければ幸いです。

ブルキナファソ国内の治安の悪化により国内避難民になってしまったナビラちゃん。ユニセフの支援で再び学校に通えるようになりました!

ブルキナファソでは、気候変動の影響により干ばつや洪水が頻発し、農業などが深刻な影響を受けています。さらに、国境沿いの地域を中心に発生した武装勢力による襲撃により治安が悪化し、多くの人が国内避難民となっています。さらに、新型コロナウイルスがこの状況に追い打ちをかけ、教育へのアクセスや教育の質の改善が、緊急に取り組まなければならない課題です。皆さまのご支援が、「勉強したい」という子どもたちの願いを支えます。

詳しくは、ベルマーク教育助成財団のホームページをご参照ください。(※申込用紙はトップページの「ダウンロード」タブから、「各種申込書」ページにてダウンロードできます)

お問い合わせ

日本ユニセフ協会 学校事業部

TEL:

03-5789-2014

FAX:

03-5789-2034

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公益財団法人 日本ユニセフ協会