メニューをスキップ
日本ユニセフ協会

プレスリリース

「全国こどもネットフォーラム2023」 2月11日・12日開催
小中高生がおとなと一緒に“賢いネット利用”を考える
2月7日は、セーファーインターネットデー

2023年1月25日東京

2月7日は、世界中でインターネットの安全に関する啓発活動が行われる「セーファーインターネットデー」です。長年インターネット上の子どもの安全・安心問題に取り組んできた日本ユニセフ協会(会長:赤松良子)は、2月11・12日、ユニセフハウス(東京都港区)で開催される「全国こどもネットフォーラム2023」(主催:一般社団法人ソーシャルメディア研究会 代表:兵庫県立大学 竹内和雄准教授)に協力しています。

本年4月の「こども基本法」の施行と「こども家庭庁」の誕生を控え、子どもに関わる施策に子どもの声を反映させることの重要性に注目が集まる中、「全国こどもネットフォーラム2023」では、“賢いネット利用”に向けて、小中高生がおとなたちに直接声を届けます。1日目は子どもたちだけで現状や課題を議論、おとなたちへの提言をまとめます。2日目は、行政・企業・教育等さまざまな立場でインターネットに関わるおとなたちにその提言を届け、共に議論します。

ソーシャルメディア研究会は、関西を中心に、子ども自身がスマホやネットへの向き合い方を考える「スマホサミット」などを展開。その活動では兵庫県立大学などに通う大学生が、“ついこの前まで子どもだった”立場で子どもたちの声を引き出すファシリテーターを務めます。日本ユニセフ協会と同研究会とはこれまでにも、『ユニセフ世界子供白書2017~デジタル世界と子どもたち』や、国連子どもの権利委員会「デジタル環境における子どもの権利に関する一般的意見」に関し、日本の子どもの参画の実現に協力してきました。

本フォーラムの開催にあたり、ソーシャルメディア研究会は、全国の子どもたちから「ネット利用について私が考えていること」をテーマに1,500~3,000字のエッセイを募集。当日は、これまでに開催された「スマホサミット」などの参加者を含む425名の応募者の中から選ばれた、12都道府県(北海道、茨城県、東京都、神奈川県、愛知県、滋賀県、京都府、大阪府、和歌山県、石川県、兵庫県、熊本県)の小中高生24名が参加します。

報道関係の皆さまにおかれましては、本研修会をぜひご取材いただきたく、ご案内申し上げます。
ご取材をご検討いただける際は、お手数ですが下記お書き添えの上、広報・アドボカシー推進室( jcuinfo@unicef.or.jp )までお申し込みください。
・ご所属
・お名前
・e-mailアドレス
・撮影の有無(スチール・ムービー)

「全国こどもネットフォーラム2023」

主催: 一般社団法人 ソーシャルメディア研究会
後援: 総務省、公益社団法人日本PTA全国協議会、一般社団法人安心ネットづくり促進協議会、高校生ICTカンファレンス実行委員会、グーグル合同会社
協力: 公益財団法人 日本ユニセフ協会、  ユースサービス大阪
会場: ユニセフハウス(東京都港区高輪4-6-12)
お問い合わせ: 兵庫県立大学 竹内和雄准教授  TEL:090-1897-0905  Eメール:ka@sma2.jp

プログラム

2月11日(土・祝)12:30 受付
13:00 開会
13:30 【子どもたちだけでの議論】
問題・課題の整理
自分たち自身でできること(しなければならないこと)、保護者や学校、企業、行政、政治などさまざまな立場のおとなたちにやって欲しいこと(自分たちではできないこと)の整理、提言のまとめ
17:00 1日目終了
2月12日(日)9:30 受付
10:00 開会
10:15 「子どもたちの提言」発表
おとな(行政、企業、教員、保護者等数名を予定)との議論
12:00 閉会

* * *

 

ソーシャルメディア研究会について

ソーシャルメディア研究会は、ネット問題等を入り口に、スマホ時代の子どもたちへの支援方策を探る会です。当初は、自然発生的にできた、学生たちの有志の会でしたが、講演活動や出張授業、スマホサミット等、子どもたちや社会のニーズに応えるかたちで活動内容を変化させてきました。(https://sma2.jp/index.html

日本ユニセフ協会とソーシャルメディア研究会の協働事例

世界子供白書2017~デジタル世界と子どもたち:白書の製作にあたり、ユニセフは、世界の子どもたちのデジタル世界との付き合い方に関する声を集めるワークショップを実施。日本では、ソーシャルメディア研究会の協力を得て、日本の高校生を対象にしたワークショップを開催しました。また、2017年12月に東京都内で開催された同白書の記者発表会にも、ワークショップでファシリテーターを務めた大学生6名が参加。来日中のユニセフ事務局長(当時)と、デジタル世界の子どもの課題と可能性を議論しました。(https://www.unicef.or.jp/sowc/2017/

ユニセフ「子どもスマホサミット」:国連子どもの権利委員会が、「デジタル環境における子どもの権利」をテーマに世界の子どもたちの声も聴きながら各国政府への提言(一般的意見25)をまとめるにあたり、日本ユニセフ協会は、ソーシャルメディア研究所の協力を得て、全国5カ所でユニセフ「子どもスマホサミット」を開催。日本の子どもたちの提言としてまとめ、届けました。(https://www.unicef.or.jp/news/2021/0121.html