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公益財団法人日本ユニセフ協会
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ユニセフの主な活動分野|子どもの保護
ユニセフの主な活動分野
子どもの保護

児童労働

© UNICEF/UN0455060/Al-Quliah 鉄を切断する12歳の男の子。父親を亡くし、家計の担い手として、危険を伴う鍛冶場で1日11時間働いている。(イエメン)

世界には、有給、無給に関わらず、さまざまな形態で働いている子どもたちが多くいます。

児童労働に従事する5〜17歳の子どもは、2020年時点で約1億6,000万人-世界の子どもの10人に1人近くに相当します。うち女の子は6,300万人、男の子は9,700万人です。

児童労働の中でも、健康、安全、道徳面で有害な可能性が高い危険な労働、心身の発達を阻害する労働、人身売買や子ども兵士の徴用、強制労働などは、「最悪の形態の児童労働」と定義されます。「最悪の形態の児童労働」の中で最も多くは、危険な労働に従事する子どもの数で、2020年時点では7,900万人(児童労働に従事する子どもたちの約半数)にのぼっています。

児童労働の原因には、貧困、差別、慣習、武力紛争や自然災害、教育機会の欠如など様々なものがあります。さらに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の経済的影響と学校の閉鎖で、新たに児童労働に従事させられる子どもの数が増え、すでに児童労働に従事している子どもの労働環境や条件が悪化し、より多くの子どもが最悪の形態の児童労働を強いられる可能性もあるなど、厳しい状況が懸念されています。

児童労働は子どもたちの権利と健全な発達を侵害するだけでなく、世代を越えて貧困の連鎖を生み、その国の経済発展や社会の安定に悪影響を及ぼします。また、子どもたちから教育の機会を奪う大きな要因の一つです。

SDGs(持続可能な開発目標)の目標8の中でも、2025年までにあらゆる形の児童労働をなくす、という目標が掲げられています。児童労働を減らすための一層の努力が求められています。

働きがいも経済成長も

SDGs 8包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
8.7
強制労働を根絶し、現代の奴隷制、人身売買を終らせるための緊急かつ効果的な措置の実施、最悪な形態の児童労働の禁止及び撲滅を確保する。2025年までに児童兵士の募集と使用を含むあらゆる形態の児童労働を撲滅する。

児童労働反対世界デー

毎年6月12日は、児童労働反対世界デーです。2002年、国際労働機関(ILO)によって定められ、毎年この日には、世界各地で児童労働の問題に対して意識を高めるためのさまざまな活動が行われています。

6月12日は「児童労働反対世界デー」児童労働、世界で1億6,000万人 (2021年6月10日) >>

主要データ

世界の児童労働

  • 児童労働に従事している5〜17歳の子どもの数は、世界で約1億6,000万人。そのうち約7,900万人が危険を伴う仕事に従事している。

    グラフ

  • 児童労働をしている5〜11歳の子どもの28%近く、12〜14歳の子どもの35%が学校に通っていない
  • サハラ以南のアフリカ地域は、児童労働に従事する5〜17歳の子どもの数が8,660万人と最も多い地域で、約4~5人に1人(23.9%)の割合
  • 農村部での児童労働の割合(14%)は、都市部(5%)の3倍近くにのぼる
  • 児童労働が特に蔓延している農業セクター(漁業、林業、家畜の放牧、水産養殖を含む)に従事する子どもは全体の70%と、他セクターと比べ群を抜いている。サービスセクターは19.7%、鉱山を含む工業セクターは10.3%。
出典:

(2022年2月更新)

マダガスカル

マミタスアくん(14歳)のストーリー

「両親を助けるために、10歳から砕石場で働き始めました。大きな石を運びましたが、僕には重すぎて足を怪我してしまいました。」

ストーリーの続きを見る

©UNICEF Madagascar/2015

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