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公益財団法人日本ユニセフ協会

HIV/エイズ

©UNICEF/UN013396/Khonje

世界中で、HIV/エイズの治療ケアや感染予防に関する研究・取り組みが進むなか、エイズ関連死の年間死亡数は2005年の190万人をピークに、2016年時点で100万人にまで減少するなど、成果が見られています。

2015年に国連で採択された、持続可能な開発目標(SDGs)でも、2030年までに「エイズ・結核・マラリアなどの流行をなくす」というターゲットが掲げられています。

国際的なエイズへの取り組みがすすむ一方で、青少年に対する感染予防や治療の提供などの取り組みは遅れをとっています。エイズは青少年(10〜19歳)の主な死亡原因となっており、アフリカで第1位、世界的には第2位です。HIV感染者の年齢別グループのうち、エイズ関連死の死者数が減少していない唯一のグループがこの青少年層です。

ユニセフが目指すのは、「エイズのない世代」の実現。「エイズのない世代」とは、HIVに感染せずに誕生し、感染しないまま20歳を迎える世代のことです。その実現のため、ユニセフはパートナーとともに、すべての子どもたちをHIV/エイズの脅威から守るために、世界各地で取り組んでいます。

12月1日は世界エイズデー

世界エイズデー(World AIDS Day)は、1988年、WHO(世界保健機関)によって、エイズの予防・啓発活動のため、世界が一体となって取り組くむことを目的に、制定されました。12月1日を中心に、世界各国でエイズに関する啓発活動が行われています。

12月1日は「世界エイズデー」昨年、子どものエイズ関連死者12万人(2017年12月1日)

主要データ
1. エイズに関する推定値
  • HIVと共に生きる人は世界全体で推定3,670万人(2016年時点)
  • HIVと共に生きる子どもたち(0歳〜14歳)は210万人(2016年時点)
  • 新たにHIVに感染した人は推定180万人(2016年時点)
  • エイズに関連した死亡は推定100万人(2016年時点)
  • 抗レトロウィルス治療を受けた人は推定2,090万人(2017年6月時点)

出典:Fact sheet World AIDS Day 2017 - UNAIDS

2. 子どもや若者に関連する推定値 (2016年)
  • 140万人の妊婦、210万人の若者(10〜19歳)が、HIVと共に生きている
  • 16万人の子ども(0〜14歳)が、新たにHIVに感染した。つまり、毎時18人が新たなHIV感染者となった。
  • エイズ関連疾患で死亡した0〜14歳の子どもは12万人。
  • 26万人の若者(10〜19歳)が、新たにHIVに感染した。つまり、毎時30人が新たなHIV感染者となった。
  • エイズ関連疾患で死亡した10〜19歳の若者は5万5,000人。その91%は、サハラ以南のアフリカの若者たち。

母子感染の予防

  • ユニセフは、HIVとともに生きる女性の間で、"一日一錠"で配偶者や子どもをHIVから守ることができる抗レトロウィルス薬治療を、普及させている。2000年以降、約200万人の子どもたちが新たなにHIVに感染することなく守られた
  • 2016年、HIVと共に生きる妊婦の約76%が、抗レトロウィルス薬治療を受けることができた
  • HIVと共に生きる母親が適切な治療を受けなければ、生まれる子どもがHIVに感染する割合は15-45%。胎内にいる時5-10%、出産時10-20%、授乳中5-20%の割合で感染する

子ども・若者に対するエイズ予防・治療の普及が課題

  • 2016年、HIV感染の可能性がある新生児のうち、推奨されている生後2か月以内に検査を受けたのはわずか43%。
  • 2016年、HIVと共に生きる0歳〜14歳の子ども210万人のうち、抗レトロウイルス薬治療を受けたのはわずか43%。(15歳以上では約54%)

出典:2017 UNICEF Statistical Update on Children and AIDS

2017年12月更新

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