メニューをスキップ
公益財団法人日本ユニセフ協会
HOME > ユニセフについて > ユニセフの主な活動分野 > 保健 公益財団法人 日本ユニセフ協会

ユニセフの主な活動分野|保健
ユニセフの主な活動分野
保健

保健

© UNICEF/UN0146998/Voronin

世界で5歳の誕生日を迎えることなく亡くなる子どもは年間500万人。その原因の多くは安全な水やワクチンがあれば防ぐことができるものです。

ユニセフは、すべての子どもが、乳幼児期に十分なケアを受け、守られ、より良い人生のスタートを切ることができるよう、予防接種の普及、安全な水や衛生的な環境の確保、母乳育児の推進、栄養改善など総合的な支援を行っています。

すべての人に健康と福祉を

SDGs 3.22030年までに、新生児及び5歳未満児の予防可能な死亡を根絶する。
すべての国が、新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳未満の死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らすことを目指す。

主要データ

5歳未満児死亡

5歳未満児の死亡に関するデータ >>

  • 5歳の誕生日を迎えることなく亡くなる子どもは年間500万人。6秒にひとり、1日に約1万3,700人の5歳未満児が命を落としている。
  • 1990年時点では、年間1,250万人、2.5秒にひとり、1日に約3万4,000人の5歳未満児が命を落としていた。
  • 1990年時点では出生1,000人あたり93人の5歳未満児が死亡していたが、2021年には出生1,000人あたり38人に減少した。

新生児死亡

  • 生後28日以内に命を落とす新生児は年間230万人。1日に約6,400人の新生児が命を落としている。5歳未満児死亡のうち、新生児死亡(生後28日以内に死亡)が占める割合は47%(1990年時点の40%から増加している)。
  • 生後1カ月の間が最も死亡するリスクが高く、出生1,000人当たり18人がこの間に命を落としている。
  • 新生児死亡率(出生時から生後28日以内に死亡する確率)は、1990年時点では出生1,000人当たり37人、2000年時点では31人だった。

地域、所得による格差

  • 世界中の不公平が是正されたなら多くの命が守られる。サハラ以南のアフリカは、5歳未満児死亡率が世界中で最も高い地域で、13人に1人(出生1,000人当たり74人)の子どもが5歳未満で死亡している。高所得国の5歳未満児死亡率は平均で出生1,000人当たり5人であるのに比べ、低所得国では平均で出生1,000人当たり67人と、大きな格差がある。

持続可能な開発目標(SDGs)ターゲット

  • 持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット3.2では「2030年までに、新生児死亡率を少なくとも出生1,000件中12件以下まで減らし、5歳未満の死亡率を少なくとも出生1,000件中25件以下まで減らす」ことを目指している。
  • 2021年時点で、2030年までに新生児死亡に関する目標を達成できないと見込まれている国は63カ国、5歳未満児死亡に関する目標を達成できないと見込まれている国は54カ国。すべての国がSDGsターゲット3.2を2030年までに達成するには、さらに取り組みをすすめなければならない。

(2023年1月更新)

データ出典:

マリ

ママドゥ保健員のストーリー

真昼の暑い日差しの下、膝の上にワクチンの保冷箱を抱え、ロバの引く荷台に何時間も揺られて移動する保健員のママドゥさん。幼い子どもたちのもとに命を守るワクチンを届けるため、砂ぼこりが舞う道を進みます。

ストーリーの続きを見る

©UNICEF/UN0293636/Keïta

シェアする

困難な状況にある子どもたちが、生まれ持った権利を守られ、平和に健やかに成長できることを目指して活動するユニセフ。

その活動は皆さまのご支援によって支えられています。

※最も支援が必要な子どもたちを支え、ユニセフの様々な活動に役立てられています。

関連ページ

特集

[2019年5月の特集]
いま、この瞬間にも。救える命がたくさんあります。

[2018年10月の特集]
たった1日も生きることができない命、年間90万人

ページトップへ