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ユニセフの主な活動分野|インクルージョン
ユニセフの主な活動分野
インクルージョン

障がいのある子どもたち

© UNICEF/NYHQ2007-0825/Toutounji

障がいのある子どもは、身体的な暴力や性的、言葉による暴力などに対してとくに脆弱です。また、必要な保健サービスを受けるのが難しかったり、保健サービスへのアクセスが困難などの問題もあります。しかし、障がいのある子どもも他のすべての子どもと同じ権利を持っています。

主要データ

  • 障がいのある人は世界中で約6億5,000万人いると推定されている。
  • 障がいのある子どもについての信頼できる統計値を得ることは困難である。世界保健機関(WHO)によると、世界の子どもと若者の約10%(約2億人)に、知覚障がい、知的障がい、精神障がいがある。そのうちの約 80%が開発途上国に住んでいる。
  • 人口に占める障がいの発生率・有病率の報告値は、国によって著しく異なる。しかし、専門家の間では、少なくとも0〜14歳の子どもの2.5%に中度から重度の知覚障がい、身体的障がい、知的障がいがあると概算されている。
  • さらに(0〜14歳の子どもの)8%は学習障がいまたは行動的障がい、あるいはその両方であると考えられている。
  • いくつかの低所得国では、5歳未満の障がい児の死亡率が80%に上る国もある。
  • 障がいのある子どもは、身体的な暴力や性的、言葉による暴力などに対して特に脆弱である。児童虐待によって障がいを負う場合もある。
  • 15カ国のデータによると、そのうち7カ国では、障がいがあるとされた子どもの親は、より子どもたちを殴る傾向があり、顔、頭、耳を殴る、時には繰り返し殴る、また力の限り殴る場合もあると報告されている。わずか2カ国で、障がいのない子どもたちに比べ、障がいのある子どもたちが殴られることが非常に少なかった。(残りの6カ国では、障がいと暴力を受ける可能性を関連付けるには十分な統計がなかった。

(2009年12月現在)

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