子どもの権利について学ぶ

子どもたちの権利が守られた環境をつくるには、まず「人権」とは何かについて、また「子どもの権利条約」を通して子どもの権利について学び、理解を深めることが第一歩となります。

学校での授業や活動を通して、「人権」や「子どもの権利条約」について学んでいきましょう。学校の年間授業計画やシラバスなどに、「子どもの権利」についての学びがきちんと明記されること、同時に計画だけでなく、授業や特別活動などを通して、実際に子どもの権利について学ぶ時間が十分に設けられ、実施されることが大切です。そして、子どもたちはもちろん、先生などおとなたちも一緒に学びましょう。

「子どもの権利条約」を学ぶ過程で、子どもたちは自分のもつ権利について知ると同時に、同級生や友達など周りの子どもたちも同じ権利をもつことに気づき、お互いの権利を尊重する意識や態度を身につけていきます。さらに、人権の学びを通しておとなにも権利があることを知り、おとなと子どもの相互の尊重にもつながります。