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公益財団法人日本ユニセフ協会

保健

予防接種

©UNICEF/AFGA2012-00031/AZIZ FROUTAN

予防接種事業はユニセフの活動の中で、最も成果をあげてきた活動のひとつです。予防接種は、命を落としている子どもたちの数を、確実に減らせる可能性を持っています。

毎年、推計200万〜300万人の子どもたちの命が、ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの命を脅かす感染症から守られています。そして、世界的な予防接種率がより向上されれば、さらに150万人の子どもの死を防ぐことができます。

私たちユニセフは、すべての子どもたちに予防接種を届けることが可能であると確信し、パートナーとともにこの課題に立ち向かっています。

予防接種週間

毎年4月24日から30日は世界予防接種週間です。世界予防接種週間は、世界中で多くの幼い命を守っているワクチンの重要性について再認識してもらうために設けられています。

主要データ

予防接種事業はユニセフの活動の中で、最も成果をあげてきた活動のひとつ。

  • 予防接種事業はユニセフの活動の中で、最も成果をあげてきた活動のひとつ。毎年、推計200万〜300万人の子どもたちの命が、ジフテリアや破傷風、百日咳、はしかなどの命を脅かす感染症から守られている。しかし、世界的な予防接種率が向上されれば、さらに150万人の子どもの死を防ぐことができる [1]
  • 推計1,940万人の乳児が、予防可能な病気に対する定期的な予防接種を受けることができていない 。その60%は、次の10カ国で暮らしている−アンゴラ、コンゴ民主共和国、エチオピア、インド、インドネシア、イラク、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、ウクライナ。[1]
  • ユニセフなどの多くの支援団体の働きによって、5歳未満の子どもの2大死亡要因である特定の種類の下痢や肺炎に対する新ワクチンの価格が3〜6倍低下した [2]
  • ユニセフが共同設立者のひとつであるGAVIアライアンスは、2000年以降、子ども5億8,000万人への予防接種を支援した。そして、10種類のワクチンによる予防接種によって命を守られた子どもは推計800万人にのぼる [5]
  • 母親が十分な教育を受けられなかった場合、その子どもたちが最も弱い立場に立たされる。低所得層と中所得層のすべての母親が初等教育を受けられた場合、子どもへのジフテリア・破傷風・百日咳の予防接種率は10%増加することが見込まれ、さらにこれらの国々において、すべての母親が中等教育を受けられた場合、子どもへの予防接種率が43%増加すると見込まれている [6]

< DTP >

  • 2015年、およそ86%(1億1,600万人)の乳児(1歳未満の子ども)が、ジフテリア、百日咳、破傷風の3種混合ワクチン(DTP3)を3度にわたり接種することができた(2000年には73%であった)。2015年末時点、DTP3の予防接種率が90%以上に達成している国は世界126カ国 [1]
    ※ジフテリア、百日咳、破傷風は、5歳未満の子どもが感染すると死に至る恐れがある感染症

< はしか >

  • 2015年、世界では13万4,200人がはしかによって亡くなった。これは、毎日367人、毎時15人が命を落としていることになる [5]
  • 2015年時点、世界の子どもたちの約85%が、1歳の誕生日を迎えるまでに、はしかの予防接種を1回受けている (2000年時点は73%だった) 。1回の接種のみだと、約15%の子どもたちが免疫を作ることができないため、免疫を確実につくって感染を防ぐために2回の予防接種が推奨されている [5]
  • 世界160カ国で、定期予防接種の一環として2回目のはしかの予防接種が含まれており、61%の子どもたちが国の予防接種のスケジュールに沿って2回の予防接種を受けている [1]
  • はしかの予防接種によって、2000年から2015年の間、はしか感染による死亡は79%減少。この間に推定2,030万人の命が守られたことになる [5]

< 破傷風 >

  • 破傷風の予防接種によって、母親と子どもたちの命が守られてきた。2015年末時点、妊産婦・新生児破傷風の予防接種は世界106カ国で導入されている。推定83%の新生児が予防接種を受けている [1]
  • 2015年、妊産婦・新生児破傷風によって命を落とした新生児は3万4,019人。しかし、1980年代後半と比較すると、96%の減少を遂げている [6]
  • 妊産婦・新生児破傷風の根絶が成し遂げられていない国の数は、2016年末時点で18カ国(2015年時点の21カ国から減少) [6]

< ポリオ >

  • 2015年、世界の86%の乳児が、3回のポリオの予防接種を受けている [1]
  • ポリオ常在国は、アフガニスタン、パキスタン、ナイジェリアの3カ国。それ以外の国でも、特に紛争下や情勢不安な状況下で、国外からポリオ・ウイルスが持ち込まれ、発症が報告される例もある [1]

※2017年4月更新


■主要データの参考元一覧

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