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先生方へ

教材について

これからの世界、そして自分の将来への道標としてSDGsを学ぶための教材「私たちがつくる持続可能な世界~SDGsをナビにして~」は、中学校3年生の社会科(公民的分野)でそのままご使用いただけるほか、すべての校種における総合的な学習の時間や各教科の授業にもご活用いただける内容となっています。

2030年(SDGs達成の期限年)、社会の主役にとなっている子どもたちへのミッション「持続可能な世界を築くためには、何をしたらいいのか。また、将来自分はどのように目標達成に貢献できるのか。」を考えるために、①~③ページではトピックを提供、④~⑤ページでは、行動宣言につなげる4つのステージが設定されています。

※このページの一番下から副教材本体(PDF版)、教員用指導参考資料(PDF版)、ワークシート(PDF/Word版)がダウンロードできます。
こちらより紙媒体でお取り寄せいただくことも可能です。副教材は無料ですが、部数によっては送料がかかる場合がございます。

導入

貧困、紛争、テロ、気候変動、資源の枯渇…このままでは人類が安定してこの世界で暮らし続けることができなくなってしまうと言われている。
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」は、「持続可能な世界」を実現するための道標。いわばナビのようなもの。人類は、そして君自身は、いま、そのナビが示す方向に進めているだろうか?
持続可能な世界を築くために何をしたらいいのか、自分はどのように目標達成に貢献できるかを考えてみよう!

STAGE①~④

  1. STAGE①

    SDGsの目標は以下の17項目。これまでに学習したことを思い出しながら、優先的に取り組んでいきたいと思う目標を、1~3まで順位をつけてみよう。また、その理由も書いてみよう。

  2. STAGE②

    班やクラスの仲間とそれぞれが選んだ目標や、その目標を選んで理由を話し合ってみよう。

  3. STAGE③

    これからの社会を、持続可能でよりよいものにするためにはどうしたらよいだろう。
    話し合った内容をもとに、これから解決策を考えたいと思った目標や課題を書き出してみよう。

    取り組んでいきたい目標や課題についてレポートを作成してみよう!
    設定した課題や目標について、さらに詳しく調べて、自分の考えをレポートにまとめてみよう。
    レポートの最後には、課題の解決や目標の達成に向けた「行動宣言」を書いてみよう。課題を考えるときは「自分で解決できること/他の人や社会全体と協力して解決できること」「地域の課題/世界の課題」、解決策を考えるときは「今できること/将来取り組みたいこと」など、様々な視点から考えてみよう。まとめた後に、発表や、意見交換をすることでさらに考えを深めていこう。
  4. STAGE④

    行動宣言:2030年にむかって、君たちがしていきたいこと。

発展

それぞれの行動宣言を発表しあおう!そして、さらに深く話し合ってみよう!

発展さらに深く話し合ってみよう!

【発展のねらい】

協働の大切さを感じさせること

「行動宣言の発表」に終わるのではなく、行動宣言同士の繋がり、問題同士の繋がりを見つけ、協力し合うことでよりよい行動宣言が生まれないか考えたりすることを通して、お互いに協力しあうことの大切さ、目標17「パートナーシップ」の重要性(特異性)に気付かせる。

【話し合いのテーマ例】

  • 行動宣言を可視化・分析してみよう!みんなの行動宣言は「今できること?将来できること?」
    「個人でできること?みんなで協力してできること?」(例:図1)
  • それぞれの行動宣言を繋げて、足して、よりよいもの・新しいもの(行動宣言、目標、提言、構想等)が生まれないか考えてみよう!(例:図2)

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ご案内

ユニセフセミナーのご案内

日本ユニセフ協会では、毎年、SDGsや子どもの権利条約をテーマにした教職員対象のセミナー(参加費無料)を開催しております。令和5年度は6月~8月にかけて、全4回のセミナーをご用意しております。オンラインでの開催ですので、ご興味のある回に、全国からお気軽にご参加ください!

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