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SDGsをナビにして

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02暴力や差別をなくそう!

目標
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 働きがいも経済成長も
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 平和と公正をすべての人に
  • パートナーシップで目標を達成しよう

SDGsは、平和で、暴力や差別のない世界を目指しています。

現在の世界には、どのような問題があるでしょう?

    • 働きがいも経済成長も
    • 人や国の不平等をなくそう
    • 平和と公正をすべての人に

    世界の紛争と子どもたち

    暮らし
    紛争下に暮らす子どもたちは、恐怖にさらされ、健康に育つ機会や教育を受ける機会を奪われています。紛争下の約2,700万人が学校に通えていません。
    巻き込まれる子ども
    闘員、料理係、スパイ役、メッセンジャーなどとして武力紛争に巻き込まれている子どもは、世界で数万人いると推定されています。
    移動する子ども(移民・難民)
    2015年には約5,000万人の子どもが故郷を奪われ、うち約2,800万人は紛争が原因でした。子どもだけで国境を越える数も増加していて、2015~16年には約80カ国で少なくとも30万人。移動には海での遭難、人身売買や暴力など多くの危険がともないます。

    世界の人道危機(2018年末時点)

    世界には多くの紛争があり、その原因は様々です。これまでに学んだ紛争がどのような要因で起きたのか思い出してみましょう。
    世界の人道危機世界の人道危機

    出典:Humanitarian Action for Children 2019 Overview, UNICEF

  • © UNICEF/ UN067752/Sokhin

    • 働きがいも経済成長も

    児童労働

    推定1億5,200万人の子どもたちが働かされています。多くが十分な教育を受けることができず、そのため大人になってからも貧困から抜け出すのが難しくなります。

    • ジェンダー平等を実現しよう

    児童婚

    15歳未満で結婚した女性が世界に推定2億5,000万人います。妊娠・出産のリスクが高まるほか、教育機会が奪われることなどにより将来や次世代にも影響が及びます。

    • 平和と公正をすべての人に

    わたしたちの日常にある子どもへの暴力

    虐待
    2~4歳児の約4分の3が、家庭内で体罰や精神的虐待を受けているとの調査結果があります。日本でも、子どもが虐待される事件が報道されることがあります。
    ネットの危険
    インターネットは差別的な書き込みやいじめの場にもなります。また、日本で年間1,500人以上の子どもがSNS等を通じて性犯罪等の事件に巻き込まれています。
    いじめ
    13~15歳の子どもの約3人に1人がいじめを経験しているとの調査結果があります。※5
    • 人や国の不平等をなくそう

    様々な差別

    世界には、性別、障がい、人種、民族、社会的立場、宗教など様々な理由で差別される人々がいます。差別は暴力にもつながりやすく、差別をなくすため、条約や法律などが作られ、取り組みが進められています。児童の権利に関する条約(子どもの権利条約)は、どのような理由でも子どもは差別されないことを定めています。

    日本でも、差別をなくすために…外国人への差別とも受け取れる応援が問題となったサッカーチームは、「差別撲滅」を宣言し、チームとサポーターが協力して取り組んでいます。

    • 質の高い教育をみんなに

    難民の少女、自ら親たちを説得

    2013年、紛争中のシリアから家族とともにヨルダンに逃れたマズーン・メレハンさん。「教育こそが人生の鍵だとわかっていたので、国を出る時に持っていた唯一の荷物は、教科書でした」
    難民キャンプで暮らし、シリア難民の子どもたちが児童婚や児童労働を強いられるのを見て、キャンプ内のテントを訪ね歩き、子どもを学校に通い続けさせるよう親たちを説得しました。2017年、19歳でユニセフの最も若い親善大使に任命され、紛争下の特に女子の教育の重要性を訴え続けています。

    © NICEF/UN060339/Sokhin

    • 平和と公正をすべての人に
    • パートナーシップで目標を達成しよう

    平和と安全・安心社会の実現

    日本は、世界各地で、①社会資本の復興、②経済活動の復興、③政府の統治機能の回復、④治安強化を柱に平和構築を支援しています。例えば、40年近く紛争が続いたフィリピン南部のミンダナオ島では、和平交渉プロセスに貢献し、和平合意後は、新たな自治政府の体制づくり、人々の生活の向上、中長期の地域開発を支援しています。

イノベーションで子どもの課題を解決

世界では5歳未満の約4人に1人が、出生登録されていません。出生登録がないと、保健サービスや教育が受けられないことや、児童労働につながることもあります(なお、日本では無戸籍の子どもであっても、様々な支援が行われています)。ウガンダでは、ユニセフが協力して携帯電話を活用した出生登録の仕組みが導入され、登録率が2011年の30%から2016年には推定69%に改善しました。また、紛争や災害時に、家族と離ればなれになってしまった子どもの保護・再会にも、携帯電話を使った仕組みが使われています。

  • © UNICEF/UN012562/Adriko
  • © UNICEF/UNI145732/Esiebo