メニューをスキップ
日本ユニセフ協会

人道危機緊急募金情報

ユニセフ、ガザの停戦を歓迎 中東・北アフリカ地域事務所代表声明

2022年8月8日アンマン(ヨルダン)

武力衝突が起きていたイスラエルとパレスチナ自治区ガザとが停戦に入ったことを受け、ユニセフ中東・北アフリカ地域事務所のアデル・ホドル代表が声明を発表しました。

* * *

長期の平和的な解決を

ベイルートのシャティラ難民キャンプで遊ぶパレスチナ難民の子ども。(レバノン、2022年6月撮影)※本文との直接の関係はありません

© UNICEF/UN0665264/Touma
ベイルートのシャティラ難民キャンプで遊ぶパレスチナ難民の子ども。(レバノン、2022年6月撮影)※本文との直接の関係はありません

ユニセフ(国連児童基金)は、ガザとイスラエルとで行われていた3日間にわたる激しい戦闘の後、停戦に入ったことを歓迎します。

ガザ地区では15人の子どもが死亡、150人が負傷し、またイスラエルでも14人の子どもが負傷したと報告されています。暴力が猛威を振るうとき、その代償を払うのは子どもたちです。死傷者の数は、単なる数字ではなく、それらは若い命なのです。その多くが未来を絶たれました。

このような事態の激化がもたらす影響は、非常に大きく、停戦後も続くため、子どもの権利実現の可能性に暗雲をもたらし、子どもたちや家族を危険にさらし続けています。

多くの子どもたちにとって、今回は過去15年間で5回目の戦闘となりました。多くの子どもたちは、暴力にさらされ続けることによる長期的な心理的影響を受けながら生きています。

燃料不足のため、ガザでの電力供給は1日4時間しかなく、生きるうえで不可欠なサービスに影響を及ぼしています。井戸や 海水淡水化プラントからの水の供給も不足しており、安全で清潔な水の確保が懸念されています。私たちは今朝行われた燃料輸送を歓迎し、重要な人道的物資のガザへの輸送をさらに増やすよう要請しています。

ユニセフは、パートナーとともに、影響を受けた5万人以上の人々に行き渡るだけの緊急保健用品を現地で提供しています。また、メンタルヘルスや心理社会的なサポートを提供し、子どもたちや家族を必要に応じて利用可能な保護サービスにつなぐよう取り組んでいます。ユニセフは、8月末にすべての子どもたちが無事に学校に戻れるよう、パートナーとともに取り組んでいます。

ユニセフは、すべての子どもたちとその未来のために、数十年にわたって続く戦闘を、長期にわたる政治的・平和的な解決に導くよう、すべての当事者にあらためて呼びかけます。

関連ページ