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日本ユニセフ協会

啓発・アドボカシー活動

災害と子ども

地震や津波、洪水など、自然災害は一瞬にして「日常」を奪います。家庭・遊び場・地域などの子どもたちを取り巻く生活環境や生活習慣は大きく変化し、子どもの心身の健康や発達・成長にもさまざまな影響を与えます。ユニセフは「あらゆる自然災害で、もっとも困難な状況におかれてしまうのは子どもたち」と指摘し、世界各地で緊急・復興支援活動を行っています。

日本ユニセフ協会では、2011年に発生した東日本大震災を受け、ユニセフの全面的なサポートの下、緊急時の物資支援や保健・栄養、教育、心理社会的ケア、子どもの保護の他、大震災の経験を子ども中心の防災や復興の仕組みづくりにつなげるための活動を行いました。

その後も、ユニセフの知見や東日本大震災緊急・復興支援(2011.3~2016.12)の経験を踏まえた資料と共に、自然災害などの緊急時にも子どもの権利が守られるための情報発信や働きかけを行っています。当協会が作成したガイドブックや記録集は、現在も災害時に活かされています。

子どもたちの不安を和らげるために

災害時の子どもの心のケア
~ 一番身近なおとなにしか出来ないこと

子どもの心に落ち着きを与え、トラウマ(心的外傷)の傷口を最小限にするため、専門家やボランティアではなく、普段から一番身近にいるおとなができることを、4つのポイントにまとめました

子どもにやさしい空間

災害時に、子どもが安心して、安全に過ごすことのできる居場所をつくることの重要性やその方法を、ユニセフのガイダンスと東日本大震災の経験を基に作成したものです。

遊びを通した子どもの心のケア

子ども(特に乳幼児・未就学児)がつらい体験をした時に、普段から一番身近にいるおとながすぐに実践できることを紹介しています。子どもへの寄り添い方だけでなく、子どもを支援するおとな自身のセルフケアについてもまとめています。