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日本ユニセフ協会
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ユニセフ (国連児童基金)
アグネス・チャンさんをアジア親善大使に任命

【2016年3月7日  バンコク/東京発】

ユニセフ(国連児童基金)は本日、アグネス・チャンさんを新たにユニセフ・アジア親善大使(英語正式名称:UNICEF  Regional Ambassador for East Asia and the Pacific  Region)に任命しました。

アグネス・チャンさんをユニセフ・アジア親善大使に任命

2012年にブータンを訪問したアグネス・チャン大使。

© 日本ユニセフ協会/2012/M.Miura

2012年にブータンを訪問したアグネス・チャン大使。

歌手・テレビタレントとして活躍されているアグネス・チャンさんは、日本ユニセフ協会大使としての17年余にわたる活動を含め、1972年の日本でのデビュー以来、その知名度を子どもたちの権利の推進や様々な人道問題を訴えるために駆使してこられました。

任命にあたり、ユニセフ・東アジア太平洋地域事務所代表のダン・トゥールは、次の言葉を寄せています。「アグネス・チャンさんが、アジア地域のユニセフ親善大使の役割を受けてくださったことを、私ども一同、大いに歓迎するところです。アグネス・チャンさんは、日本ユニセフ協会大使として、子どもたちの権利の推進(子どもたちが置かれている様々な状況の改善)を訴えて来られました。アジア親善大使として、このアジア地域のみならず世界中の子どもたちが置かれている状況の改善に向けたユニセフの取り組みを、日本国内のみならず、より多くの国や地域で支えてくださることでしょう」

アグネス・チャンさんは、1998年に、日本で初となるユニセフ国内大使(日本ユニセフ協会大使)に任命され、ユニセフの“チームの一員”となりました。大使就任以降、アグネス・チャンさんは、毎年ユニセフの現場に足を運び、報道機関への働きかけなどを通じて、様々な形態の暴力や紛争、自然災害等で苦しむ子どもたちの現状を伝えてきました。

大きな可能性を持つ子どもたちのために

アジア親善大使就任にあたり、アグネス・チャンさんは次の言葉を寄せています。「アジア親善大使に就任し、引き続き、子どもたちの権利を守り推進するユニセフの取り組みに協力できることを、光栄に感じています。これまで18カ国を訪れ、世界中の子どもたちが、自分たちではどうすることもできない環境や状況の中で苦しんでいる姿を、この目で見、この耳で聞いてきました。アジアの子どもたちは、大きな可能性を持っています。でもその花を咲かせるためには、私たちの助けが必要です。これまでも、アジアをはじめとする世界中の最も弱い立場に置かれた子どもたちことを念頭に活動してまいりましたが、アジア親善大使になることで、その思いがより強くなりました。すべての子どもたちの権利のために、一緒に声を上げてゆきましょう。どの子も、自分の子どもだと思って守ってゆきましょう」

香港生まれのアグネス・チャンさんは、長年にわたり、その知名度と情熱を、子どもたちのために駆使して来られました。2009年には、ユニセフ本部による報告書『子どもたちのための前進』の世界発表を、また、2011年と2014年のユニセフ事務局長の東日本大震災被災地訪問に同行し、子どもの視点での減災・防災(レジリエンス)を訴えるユニセフ本部の取り組みをサポート。2011年には、ユニセフ本部の要請で、ジュネーブで開催された第3回防災グローバル・プラットフォーム会合で基調講演を行い、2014年に仙台で開催された第3回国連防災世界会議のパブリックフォーラムでも、専門家や子どもたちの議論のコーディネーター役を務めています。

■ユニセフ親善大使一覧

ユニセフおよびユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が任命する親善大使はこちら

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