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財団法人日本ユニセフ協会

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デイビッド・ベッカム、『チーム・ユニセフ』のキャプテンとして登録

デイビッド・ベッカムは、おそらく世界でいちばん良く知られたサッカー選手。ピッチはもとより、ピッチの外でもその才能を発揮しています。

ベッカムはまた、ユニセフとも長く深いつながりを持っています。彼がはじめてユニセフへの支援活動を行ったのは2001年のこと。その年、ベッカムは、ユニセフと長年の協力関係にあるマンチェスター・ユナイテッドのメンバーとして、基本的な権利を奪われたタイの少女たちに平等な機会を保障しようというユニセフ活動を支援するため、タイを訪問したのです。

2004年12月、ベッカムは正式に『チーム・ユニセフ』に参加し親善大使となりました。そのちょうど1ヵ月後の2005年1月、インドネシアのスマトラ沖地震で発生した津波で被災した子どもたちを支援するユニセフ募金活動で、ベッカムは大きな役割を果たしました。

サッカー界の中核的選手として

ベッカムは、ロンドン郊外で、美容師の母とプロのサッカー選手になりたかったという厨房設備の設置工の父の間に生まれました。彼はたぐいまれな才能によって、前代未聞の有名なサッカー選手、そしてイギリスの国民的ヒーローとなったのです。

実際のところベッカムは、少年時代からスターでした。11歳で、バルセロナ・フットボールクラブの研修生に選抜され、1991年にはマンチェスターの研修生になりました。彼は その固い決意と他の追随を許さない練習熱心さで、イギリスのユース・チームのなかでも目立つ存在に。1992年、わずか17歳にしてマンチェスター・ユナイテッドでのデビューを飾り、その数ヵ月後にはプロとして最初の契約を結びました。

ベッカムは1996年にイギリス・ナショナルチームのキャプテンとなり、UEFAチャンピオンズ・リーグ(1999年)、トヨタ・カップ(1999年)、イングリッシュ・プレミアリーグ(1996・1997・1999・2000・2001年)、FAカップ(1996・1999年)と一連の勝利を飾り、マンチェスター・ユナイテッドでの輝かしい経歴を積んでいきます。3年前、彼はマンチェスターを去ることを決意し、世界最強チームのレアル・マドリッドと4年契約を結び、サッカー界に大きな衝撃を与えました。その翌年、国際サッカー連盟の世界年間最優秀プレーヤー賞(World Footballer of the Year)で、リバウドに次いで第二位に選ばれました。

ベッカムは、以来、国際サッカー界ではなくてはならないプレーヤーとして活躍しています。フリーキックで難しい角度からゴールの上部コーナーにシュートを決めたり、巧みなクロスパスで相手チームを恐れさせるベッカムは、多くの人が認めるもっとも優秀なミッドフィルダーです。

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