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サッカー界の期待の星 ディディエ・ドログバ

ディディエ・ドログバは、ゴール前の空中戦での芸術的なプレーで知られるアフリカのトップ選手のひとりです。みごとな体格、ダイナミックな得点能力によって、母国コートジボワールは、今年ドイツで開催されるワールドカップに初出場することになりました。彼は、ユニセフと国際サッカー連盟(FIFA)の取り組みに参加し、「子どものために。平和のために。」キャンペーンを推進することになりました。

ドログバはコートジボワールのアビジャンに生まれ、フランスで育ちました。幼いころからサッカーに秀で、19歳でルマンと契約。その2年後にはフル契約を結んで、夢だったプロのサッカー選手というキャリアを開始したのでした。

その後の2シーズンは怪我で苦しんだものの、ドログバの能力は衰えませんでした。2002年にギャンガンに移籍した彼は、24歳で一部リーグに昇格しました。ギャンガンに加わってから34ゲームで17得点をあげる活躍によって、国際的な注目を集め、フランスの最強名門チームのマルセイユに引き抜かれました。

2003年の夏にマルセイユに加わったドログバは、わずか18カ月で、二部リーグの補欠選手からフランスの有名クラブのセンターフォワードに昇格しました。

ディフェンスとダンス・ステップ

マルセイユはチームとして難しい過渡期にありましたが、ドログバはくじけず、自分の価値を存分に発揮しました。最初のシーズンで18得点を決めた彼は、その年のフランスリーグ最優秀選手に輝きました。マルセイユの新しいスター選手は、めまぐるしいディフェンスと得点のたびにゴール脇で披露されるコートジボワール風のダンス・ステップによって話題の人となりました。

マルセイユはその年のUEFAカップへの参加を決め、ドログバはゴッテンブルク(スウェーデン)での対ヴァレンシア最終戦まで大活躍しました。UEFAカップで彼は6得点をあげ、全欧、とりわけチェルシーの注目を引くことになります。

2004年にはFAプレミアリーグからの要請でドログバは海峡をわたり、世界でもっとも有名なクラブのひとつでプレイすることになりました。彼は幾度かの怪我に悩まされながらもリーグで活躍し、最初のシーズンに16得点をあげています。現在26歳の彼はチェルシーで2度目のシーズンを迎え、次世代のサッカー界を担う選手のひとりとなっています。

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