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財団法人日本ユニセフ協会

世界の子どもたち 緊急支援情報

緊急支援情報

エルサルバドル地震緊急募金にご協力をお願いします

2001年1月26日

受付は終了しました

被害の状況

1月13日、中米エルサルバドルを襲った地震により、21日までに704人が死亡、負傷者は3,883人に達し、現在67,797人が各地の避難所での生活を余儀なくされています。国民の10%は今後数ヵ月間、国や国際機関、NGO等の支援を必要としており、今回の地震の影響を受けた住民の数は合わせて57万3609人に上りました。保健施設や病院、学校なども大きな被害を受けており、社会サービスの早期復興のための支援が必要とされています。

被害状況データ
死者 704
負傷者 3,883
破損した公共の建物 582
破損した家屋 104,865
倒壊した家屋 63,195
土砂崩れ 496
破損した保健センター 28
破損した病院 6
破損した学校 568
避難所収容人数 67,797
地震の影響を受けた人 573,609
1月21日エルサルバドル政府発表
地震の被害を受けた子ども ©UNICEF

ユニセフの活動

避難キャンプの親子 ©UNICEF

ユニセフは、地震発生直後より緊急対策チームを被災地に派遣し、支援のニーズの調査を行うと共に、水と衛生、子どもの保護、保健、教育等の各分野で緊急援助を開始しました。

●保健

1月21日、ユニセフは下痢による脱水症を防ぐ経口補水塩(ORS)を18,000袋、子ども2000人分の医薬品(鎮痛剤、軟こう、消毒薬など)が入った医療キットをエルサルバドル西部の被災地域の保健センターを通じて配布しました。援助物資は、子どもの権利を守るための活動に携わる若者によって、医者や町長、神父など適切な人に公平に配布される■ 2001年01月26日付 エルサルバドル地震緊急情報ように監視されています。

●水と衛生

ユニセフが支援する給水所にて
安全な飲料水を入手する住民
©UNICEF

ユニセフは国営水道会社・ANDAと協力して、被災住民の安全な飲み水の確保に努めています。これまでに飲料水ケース15,000個、家庭用フィルター5000個、組み立て式給水タンク120個を配布するとともに、浄水システムを4ヵ所に設置しました。

●子どもの保護

ボランティアによるカウンセリングが行われる
©UNICEF

ユニセフは国家保健委員会と協力して、地震で家族を失うなど心に傷を負った子どもに対して心理的なケアを行う教員、保健員、学生、ボランティアなど500人に対して専門的な訓練を行っています。緊急のニーズに対応するため、訓練を受けたボランティアを避難所に派遣し、7000人の子どもに対する心理的サポートを実施しています。

緊急募金のお願い

(財)日本ユニセフ協会は、エルサルバドルでの地震の被害を受けた子どもや家族を支援する「エルサルバドル地震緊急募金」を受け付けています。皆様のご協力をお願い致します。

エルサルバドル地震緊急募金

郵便振替:00110−5−79500
口座名義:財団法人日本ユニセフ協会
(通信欄に「エルサルバドル地震」と明記)

インターネットからも募金ができます。
(https://www.unicef.or.jp)

協会への募金は寄付金控除が認められます。

お問合せ:(財)日本ユニセフ協会 協力事業部
TEL:03-5789-2012

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