公益財団法人日本ユニセフ協会
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アフリカ干ばつ緊急募金 第37報
「アフリカ干ばつ緊急募金」開始-サヘル8ヵ国も危機に直面-
長谷部誠選手も支援を呼びかけ

【2012年1月20日 東京発】

© UNICEF/NYHQ2011-1363/Njuguna
お父さんに寄りかかる重度の栄養不良に陥った男の子

干ばつや食糧価格の高騰により、子どもたちをはじめとする多くの人々が深刻な栄養不良で命の危機に瀕しているソマリアをはじめとするアフリカの角地域。

その状況が、サヘル地域(ニジェール、ブルキナファソ、カメルーン北部、チャド、マリ、モーリタニア、ナイジェリア北部、セネガル北部)でも広がりつつあります。雨不足により作物の収穫が減少。早ければ3月には食糧の備蓄が底をつく国も出始めることが懸念されています。ユニセフの調査では、5歳未満児の栄養不良率が上がり始めており、緊急に支援を行わなければ、100万人の子どもたちが重度の栄養不良に陥る恐れがあります。

この状況を受け、日本ユニセフ協会は、本日、アフリカの角とサヘルの両地域の子どもたちを支援するための緊急募金を開始しました。

VfLヴォルフスブルクで活躍されている長谷部誠選手からもビデオメッセージが寄せられています。

また、本日より特設ページを開設。干ばつ被害に直面している子どもたちの命をつなぐために、ぜひご覧ください。
アフリカ干ばつ緊急募金特設ページ »

長谷部誠選手(VfLヴォルフスブルク)からのビデオメッセージ

※これまで「ソマリア干ばつ緊急募金」として支援を呼びかけて参りました募金は、干ばつ被害の拡大に伴い、本「アフリカ干ばつ緊急募金」として受付けを継続いたします。