ハイチ地震緊急・復興支援募金　第12報
100人を超えるアーティストが、ハイチ支援を呼びかける
MTV 『Hope for Haiti Now』 日本時間23日（土）午前10時生中継

【2010年1月21日　ニユーヨーク発】

米国時間22日、ハイチ地震の被災者への支援を訴える2時間の特別番組『Hope for Haiti Now（ハイチの未来のために、今）』が放送されます。この番組には100人以上のアーティストが参加。その多くが、長年にわたってユニセフの緊急支援活動を応援してくださっている方々です。

「ハイチでは、緊急支援活動が切実に求められていますが、同時に長期的な再建・復興への支援も息長く続けられる必要があります。」ユニセフ親善大使のシャキーラさんは、今日、ご自身のホームページでこのように訴えました。

シャキーラさんは、ポルトープランスやその他の人口密集地域を襲った今回の地震の発生の翌日には、ユニセフのハイチでの緊急支援活動への募金をファンに呼びかけてくださいました。今日、シャキーラさんは、自らが設立した『裸足基金』を通して、地震で甚大な影響を受けたハイチに新しい学校を作るための支援を行うことを発表しました。

この特別番組に参加するもう一人のユニセフ親善大使、リッキー・マーティンさんは、ポルトープランスでの3日間の視察からロサンジェルスに戻ったばかりです。マーティンさんは、現場のユニセフの支援活動を目の当たりにしました。

「世界中の人々が集まって、慈愛の心を持って、支援活動に懸命に取り組んでいます。」　マーティンさんは、現地から、Twitter（ツイッター）を通じて世界中に現地の状況を報告。やはり、ご自身のホームページを通じて、ファンの方々に、ユニセフへの支援を呼びかけてくださっています。

テレビやインターネットで

1月12日に発生した地震直後から、多くの国際的な著名人たちがユニセフのハイチでの活動を様々な場面でご紹介くださり、また支援を呼びかけてくださっています。

アンジェリーク・キジョーさん、ミア・ファローさん、ユアン・マクレガーさんといった方々は、フェイスブックをはじめとするソーシャルメディア、テレビ、インターネットなどを通じて、定期的にメッセージを発信してくださっています。

長年にわたりユニセフの活動を応援してくださっているヨルダンのラニア王妃も、ご自身のブログやツイッターで、ハイチ地震に関するメッセージを書き続けていらっしゃいます。「ハイチにいた平和維持軍の3人の勇気あるヨルダン人が亡くなったという知らせを受けました。心よりご冥福をお祈りします。」　この月曜日、ラニア王妃はツイッターにこのように記されました。

また、ラニア王妃は、今週初め、米国CNN放送でラリーキングさんが司会を務める2時間の特別番組に、他の著名人と共に出演されました。この番組を通じ、300万米ドルを超える募金が、ユニセフに寄せられました。

ユニセフ親善大使でピアニストのランランさんは、間もなく開催されるカーネギーホールでのコンサートの収益金を、ハイチ地震の被災者のために寄付される予定です。また、水泳選手のマイケル・フェルペスさんが設立した基金からは、2万5,000米ドルが米国のユニセフ国内委員会へ寄付されました。

そして、ここ日本でも、日本ユニセフ協会大使のアグネス・チャンさん、フリーアナウンサーの政井マヤさん、モデルの道端カレンさん、モデルのSHIHOさんはじめ、多くの著名人の方々が、地震発生直後から、ご自身のホームページやブログ、テレビやラジオ番組を通じて、ユニセフを通じた支援を呼びかけてくださっています。また、全国の報道機関やテレビ番組、ラジオ番組が、ハイチの子どもたちへの支援を呼びかけてくださっています。みなさまのご協力に感謝いたします。

『Ｈｏｐｅ for Haiti Now』-日本時間23日（土）午前10時放映

特別番組『Hope for Haiti Now』で総合司会を務めるのは、俳優のジョージ・クルーニーさんです。ハイチ出身の歌手ワイクリフ・ジョンさんも、司会を務めることになっています。さらに、CNNのアンダーソン・クーパーさんが、ハイチから生中継で現地の状況を伝える予定です。

ロサンジェルスの会場には、リキー・マーティンさんが駆けつけ、米国ユニセフ国内委員会大使のティア・レオーニさんとセレナ・ゴメスさんも参加する予定です。

この特別番組を通じて寄せられた募金は、ユニセフやアメリカ元大統領のクリントン氏とブッシュ氏が設立したハイチ救済基金はじめ、複数の人道支援団体を通じて、ハイチの被災者の救援活動に活用されます。