財団法人日本ユニセフ協会




【新着情報:2003-12-28】


ユニセフは、イランの地震被災地への物資支援を急ぐ。
日本ユニセフ協会は、イラン地震緊急募金の受付を開始

 ユニセフは、イランのバム近郊で木曜日に発生した地震で被害を受けた何万人もの子どもたちを助けるため、40トン以上の支援物資を緊急輸送しています。
 ユニセフの活動を支援するため、財団法人 日本ユニセフ協会(東京都港区、会長:澄田智)は、イラン地震緊急募金の受付を開始しました。

 ユニセフの支援物資を運ぶ2機の飛行機が12月28日(日)にイランに到着します。最初の1機は、アフガニスタンから到着します。アフガニスタンでは、ユニセフの緊急支援が続いており、そこに保管されているなかから生命維持に必要な緊急支援物資を被災地にまわすことができます。この飛行機は日曜日の朝にバムに到着し、医薬品や医療用道具、テント、防水シート、子ども用の毛布などが届けられます。これらの物資と一緒に、ユニセフ・カブールの医師が同行して現地に到着する予定です。
 2番目の飛行機は、同日朝、コペンハーゲンにあるユニセフの物資センターを出発し、その日の夕刻にはイランに到着します。この便で運ばれる40トンの支援物資には次のようなものが含まれています。

  • 12万人をカバーすることができる救急セットと保健関連の資材
  • 150人の赤ちゃんの出産を支援するのに十分な量の出産用キット
  • 14,000枚の毛布(7,600枚の乳児用毛布を含む)
  • 安全な飲み水を確保するための浄水剤625,000錠
  • コミュニティ用の水タンク16台(1台は5,000リットル用)
  • 簡易発電機3台
  • テント、防水用シート、ロープ、その他のシェルター用物資

12月28日カブールからバムに到着したユニセフ貨物機
から救急医薬品を取り降ろしている。
12月28日カブールからバムに到着したユニセフ貨物機から救急医薬品を取り降ろしている。

 これらの支援物資の総額は、およそ285,000米ドルになります。

 「現時点では、時間が重要です」とユニセフ・イラン事務所代表のカリ・エッジ(Kari Egge)は述べています。「生存者の捜索が急がれると同時に、地震によって家を失った何万人もの子どもたちへの緊急のケアも急がれます。現在、人々は外で寝起きしており、夜は非常に冷え込みます。子どもたちが、最も危険にさらされています」
 ユニセフは、イランにおいて1962年から子どものためのプログラムを実施しており、まもなく、バムの子どもたちへの緊急支援を続けるために必要な資金要請を発表する予定です。ユニセフの資金はすべて、個人、企業、団体、政府からの任意の募金によって成り立っています。