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財団法人日本ユニセフ協会
 



東日本大震災緊急募金 第12報
一瞬かもしれないけれど、本来の笑顔を取り戻した瞬間

【2011年3月24日 東京発】

© 日本ユニセフ協会/2011/K.shindo
宮城県女川で國井医師からぬいぐるみを受け取り笑顔を見せる子どもたち。

ユニセフの支援物資が、続々と被災地に到着しています。23日、宮城県では、長年のパートナーであるみやぎ生活協同組合のご協力により、宮城県内に約1000ヵ所ある避難所への、子ども用の肌着やぬいぐるみ、玩具などの支援物資の配付が始まりました。この避難所での生活を余儀なくされている人の数は約15万4,000人。うち13%は、子どもたちで占められると推定されています。

宮城県女川町の避難所で、子どもたちに直接ぬいぐるみを手渡したユニセフ・ソマリア事務所の國井医師は、ユニセフハウスで後方支援活動をしている職員に、次のようなメールを送ってくれました。

「今日、ぬいぐるみを手渡した時、子どもたちが満面の笑みを浮かべたのを見て、僕自身、涙が溢れそうになってしまいました。原爆を投下されたように何もかもなくなってしまった自分たちの家、地域。そこから逃れて、寒く、おそらく一般的にみると汚く、臭い避難所での生活は決して楽なものではありません。そんな子どもたちが一瞬かもしれないけれど、本来の笑顔を取り戻した瞬間。ユニセフで働いていてよかったな、としみじみ感じました。」

「前線で働いている私たちはちょっと贅沢です。同じ苦労をみんなでしているのに、こんな笑顔を目の当たりにできるからです。でもこれは後方支援をしてくれている皆さんがいるから実現できることです。まだ支援活動は始まったばかりですが、東京で後方支援をしてくださっているみなさんに心から感謝しています。とにかく、みんなで手を合わせて、ユニセフにできること、ユニセフにしかできないこと、をやっていきましょう。」

成田から被災地へ

© 日本ユニセフ協会/2011/Grehan
成田空港を出発するユニセフの支援物資。

昨日、成田空港に到着した「箱の中の幼稚園」やレクリエーションキットは、紙おむつなどの支援物資と一緒に本夕までに、宮城県や岩手県に届けられる予定です。また、福島県には、今日までに、2ℓペットボトル入りの飲料水約3万本が到着します。さらに、岩手県内では、子ども用の下着などの支援物資の配布が行われています。

現在の支援物資到着状況

支援先
(県別)
支援物資 到着日 数量 備考
宮城 3月19日 12,288本 2Lペットボトル
福島 3月22日 12,672本 2Lペットボトル
宮城 男児・女児用下着 3月22日 20万枚  
岩手 男児・女児用下着 3月23日 3万枚  
福島 3月23日 4680本 2Lペットボトル
宮城 子ども用靴 3月23日 10000足  
宮城 子ども用おむつ 3月24日 80パック  
岩手 子ども用下着 3月24日 9700枚  
福島 3月24日 12,288本 2Lペットボトル

※一部支援物資については、各県の物資集積倉庫より他県の避難所または被災者に配布されている場合もございます。

2011年3月24日午前9時現在 (広報室まとめ)