HOME > 世界の子どもたち > 緊急支援情報 > 中東・北アフリカ緊急募金
財団法人日本ユニセフ協会
 



中東・北アフリカ緊急募金 第4報
リビア:ユニセフ、818万米ドルの支援を要請

【2011年3月7日 ジュネーブ/ニューヨーク発】

© UNICEF/NYHQ2011-0347/Ramoneda

現地時間7日、リビアの人道支援活動に取り組む国連各機関と国際NGOは、国際社会に対し、人道支援活動に必要な資金への支援を求める合同の緊急アピールを発表。安全な水や衛生環境の確保、予防接種などの保健、栄養不良の子どもへの支援、心のケア、子どもの保護などの分野で活動を展開するユニセフは、この中で818万米ドルの支援を求めています(3月2日発表の720万ドルが上方修正されました)。

ユニセフは現在、リビアとの国境地帯に、心理ケアの専門家を初めとする緊急支援スタッフを配置。同国を逃れてきた女性や子どもたちへの対応を進めています。また、難民キャンプの劣悪な衛生環境を改善するため、トイレの設置をはじめとする改善支援活動も進めています。更に、リビア国内での人道支援活動の開始に備え、国境地帯に、緊急支援物資の備蓄を進めています。